合計 352069837円
三洋工業
第一Qはタイミングも悪かったのか見栄えが悪い決算だったが、第二Qではペースを取り戻して微減益程度になった。
まだまだ通期予想と比べるとペースは若干厳しそうに見えるが財務は手堅く、PBRも0.56と低いので大きなリスクは感じられない。
財務面で目立った部分は建設仮勘定が増えているので設備の増加か更新を行っている模様。
損益面は素直に売上高が不足した結果前年より悪いというように見える。
今期は自社株買いをおこなってくれたり、利回りも5%程度つくことを考えると結構いい投資先だと思うが下期偏重で読みにくいのが難しいところ。
伊勢湾海運
第一Qは非常に好調なように見えたが、第二Qではペースを落とした。
大きな要因は昨年はあった為替差益が差損に転じたことや、固定資産売却益が売却損になったなど営業外での損失が利益を減らしたことなので本業は問題なさそう。
通期に関しては微妙ではあるが増益予想修正を出しており、今のペースなら達成は可能なように見える。
財務面は現預金が余り気味なのでインフレやPBRが0.46、利回りが3%と低いことを考えるともう少し投資や還元をした方がよいのではないかと思う。
投資有価証券も若干増えてはいるが現預金が総負債より70億(総資産の1割以上)も多いことを考えると必要は感じられない。
損益面は悪くないのでそのまま頑張ってほしい。
ケイヒン
売上高はともかく利益面が向上し、今期も好調な様子。通期予想よりペースがよいので上方着地に期待したい。
ビジネスの拡大が着実にうまくいっているようで、派手さはないものの割安で効率のいい稼ぎ方をしてくれている。
財務、損益共に特段言うことはなし。
総資産の増加と共に売上高から純利益まできっちり増加してくれているので成長できる限りはそっちに力を入れてもらいたい。
戸上電機
第一Qと比べると少しペースを回復させたようでほぼ前年並み、純利益こそ前年比1割減だがこれは製品回収費用という特損が発生したためであるのであまり心配はしていない。
今期は総株数の約2%を自社株買いし、消却してくれるなど株主還元も積極的にしてくれたことなどもありビジネス、財務面ともに健全であることからPBRは0.8と割安感は少なめなものの手放す気には全くなれない。
安くなってくれば拾いたい企業の一つだ。
名古屋電機
第一Qの時点では売上高が大幅減に見えるような形だったが、第二Qでは新規受注を増やし改善。受注残高も増やすことができたものの損益面は原価向上等の影響を受け厳しかったとのこと。
本業がほぼ利益0にもかかわらず純利益が前年並なのは固定資産売却益によるものなのであまり期待はできない。
下期偏重なので通期予想通りにいくかはわからないが、財務は相変わらず非常によいので配当分くらいは期待できるだろうと思う。
ニッタ
ペースが若干改善して、ほぼ前年並み。
通期予想通りのペースなので過去5年を考えると圧倒的安定感を今期も発揮しているといってよいだろう。
財務は相変わらず健全で、自己資本比率も85%程度と凄く高いのでPBRが0.7でも若干安く感じてしまうほどだ。
この企業の面白いのは事業セグメントが多く、メインのゴム・ベルト製品事業の割合こそ大きいもののその他の事業もそれなりにうまくやっているように見える。
財務面を見ても投資有価証券の科目が着実に増えており、それに伴い営業外収益の割合も大きくよく稼げているのでビジネスの多角化、分散化が上手なのだと思う。
利回りも3.7%程度あり、優待も自社グループ製品の乳製品などが届くのでとにかく安心した投資先が欲しい人にはかなり魅力的な選択肢の一つだ。




