合計 432979945円
イチケン
受注高と工事が順調に進んだことにより増益増配。
PBRは既に1倍を超えてはいるし財務面がいいとは言えないが、業績向上やビジネス環境の強さ、それに伴う還元もしっかりしているので売却する理由はない。
建設系の慢性的な人手不足等は今後しばらく続くとみられているので、今回の業績水準も一時的なものとは見なくてよさそうだと思う。
アプライド
ペースはおとさず好調を維持。
Windows入れ替え需要やそれに伴う提案営業、名古屋工場の稼働本格化などでメインのPC関連事業が売上高13%増なのは大きい。
B/Sを見る限り、売上高に比して棚卸資産が非常に少なくよく回せているように見える。
総負債は増えているが増えているのは買掛金や契約負債など営業循環のもので、流動資産はそれ以上に増えているというのは全体的にビジネスが好調で膨らんだのではないかと思われるので非常によさそうだ。
クリヤマ
こちらは本決算で増益増配で着地するも、発表後の株価は下落。
来期の業績予想も悪かったわけではないし、それほど上振れ期待をされていたようにも思えないのでよくはわからない。
ビジネスは堅調という感じで昨年とほぼペースは変わらず、総負債も増えたがそれ以上に流動資産もしっかりと増えているので自己資本比率は下がっているものの総資産が増えたためであり悪いこととは思われない。
売上高の伸びは来期も継続予定であり、そのために在庫の量や売掛金買掛金など営業循環関連の科目が増えているため利益面はともかく、ビジネス自体は拡大方向に向かっているようなので来期の調子次第では面白い投資対象になるかもしれない。
藤倉コンポ
自社株買いは株価が順調なためか思ったより進んでないものの増配をするなど株主還元に非常に熱心。
ビジネスの調子は昨年とほぼ変わらずでほぼ通期予想通りになりそう。配当性向も約4割なので増配をしたといっても自己資本比率が75%もある藤倉コンポにとっては健全な範囲に収まっているといえるので問題は感じられない。
利回りはそれでも3%程度なのでいまいちにみえなくもないのだが、株式益回りはまだ7.8%程度あり、自社株買いなども積極的に行う傾向などがあることから実際の還元性向はもっと高く、財務面には不安がないので新規買いは難しいが持ち続けるだけの理由は十分にあるように思われる。
ニチリン
こちらも本決算で減益ながらも増配で着地し、株価はあがった。
実績EPSは418円でほぼPER10%水準と良い結果であり、来期予想もほぼ同水準でかつ190円に増配というのが好感されたのだと思われる。
還元性向は45%とやや高めになってしまうがニチリンの財務はよく、ビジネスも安定的かつ堅実なので問題はないと思われる。
利回りもこれによって4.6%と今のマーケットにおいてはかなり高めの利回りになるのでPBRは1倍近いが、今の相場では他もかなり高いので無難な投資先としては悪い選択肢ではなさそうだ。
伊勢湾海運
本業は好調で営業利益は前年比27%増となっている。
純利益ではほぼ前年並になったが、これは為替差益が差損に転じたことが主な要因であり、悪い感じは見受けられない。
ビジネス面は株価があがっていないため水準はよいが、財務面では現預金が少し多すぎるし財務全体でみても充実しているのでビジネス拡大か株主還元か何かをしてほしい。





