こんにちわ!
ENNです![]()
最近、日本薬剤師会の年に1回ある
学術大会に参加してきたので、
今日はそれについて記事を書こうと思います(≧▽≦)ノ
私が聞いた講演は
飯島勝矢先生の特別講演でした^^
議題はもう少し小難しい感じだったのですが、
飯島先生が講義中に言っていた議題が一般市民向けということで
タイトルにしてみました(*´ω`*)
議題
『なぜ老いる?ならば上手に老いるには?何が勝負の分かれ目なのか』
飯島先生は
・一億総活躍国民会議の有識者民間委員の一人で
・自身も循環器内科の医者であり
・日本老年医学会の代議員でもあり
・現在は東京大学高齢社会総合研究機構の教授で
とても老年医学に明るい先生です(≧▽≦)ノ
同じ高齢者数でも
介護認定率が高い地域と低い地域があるというところから
お話が始まりました。
長寿になれる大きな要因として
・すべての病気の25%は遺伝子によって決まっている
・75%は自分次第
ということでした。
では自分次第とは何を気を付けたらいいか?
というお話では、
・食事
・運動
が、やはり大事なのだとおっしゃっていました。
昨今、一般見解としてBMIが普及してきましたが
・BMIパラドクスと言って、高齢になると痩せすぎのほうが死亡率が上がること
・中肉中背の人と肥満の人の死亡率はあまり変わらないこと
・BMIでは筋肉量が分からないといこと
そのためサルコペニア対策が重要であること
サルコペニアとはサルコ=筋肉 ペニア=減る で 『筋肉の減少』という意味です。
ちなみに口の筋力の低下を『口腔サルコペニア』というらしいです。
そして最近増えているのが
・『新型栄養失調』…これはタンパク質の絶対的不足
60kgの体重の人なら80-90gのタンパク質が必要で(腎不全を除く)
ステーキを1日200g食べるとすると、50gがタンパク質。
・高齢になればなるほど筋肉への変換効率も落ちる
・骨格筋は使わないと衰える
・歩くことは健康に資する
などのお話が出ていました。
飯島先生曰く、
上手に老いるには
三位一体のかかわりが必要とのこと。
三位とは
・栄養
・運動
・社会参加
これらがその人に合った割合でバランスよく関わりあっている状態が
とても大切で、さらにこれを継続していけるシステムがあることも非常に重要とのことでした。
高齢者は
フィジカルフレイル(体の衰え)→メンタルフレイル(精神の衰え)→
ソーシャルフレイル(社会とのかかわりの衰え)
という負のスパイラルに陥りやすい傾向にあります。
そういったフレイル(衰え)を一般市民が自分でチェックできるように
学術的にエビデンスがあるものだけを使って
簡単な市民目線のチェック項目を作られています。
これが簡易チェックシートや総合チェックシートです。
これを高齢者同士、
皆でチェックし、自分でフレイルケアができるように
そのような場を作って、
フレイル予防について教える人の側にもまわったりして
社会とのかかわりを実感してもらい
継続に繋げるというシステムを作られました。
これが現在『飯島モデル』として
全国の6自治体で運営され始めています。
ちなみにこれは国家プロジェクトで
今後10年間のロードマップにも組み込まれている
非常に重要なプロジェクトみたいです。
ちなみに
教える側の人を『フレイル予防サポーター』
と呼びます。
社会とのかかわりがあるということは健康にも
とても重要で、
『高齢者の本当の意味での出番を作ることが大切です』とおっしゃっていました。
今度の
10月21日(土)午後8時、飯島勝矢教授がEテレに出演されるようなので
興味があれば観てみてください![]()
私はこの講義を聞いていて
自分で自分の健康状態を簡単にチェックできて
それを共有できる人が居たり、
フレイル予防を教えることによって社会参加ができるシステムが
全国に広がれば、
まだまだ活躍できる年配の人の活躍の場も増えるし
フレイルケアで介護が必要になる人も少なくなるだろうし
人とのつながりがなくなって寂しい思いをする人も減ると思うと
私もフレイル予防サポーターになりたいなって思いました^^
また飯島先生は自治体の行政改革にも乗り出していらっしゃるみたいで、
行動原理が違う集団で、縦割り業務で
同じようなプロジェクトが何本も違うところで走っていて
しかも結果を生んでいないのに何年もしているものがあるとも。
だからこそお互いの情報共有が大切で
整理が大切で
それをしていかないといけないとおっしゃっていました。
2時間の長丁場の講義でしたが
あっという間に過ぎてとても楽しかったです(●´ω`●)
次回はお笑い芸人兼放送作家の『Wマコト』さんの
講演の話も書きたいと思います(^□^)/
それでは今日はこの辺で![]()
ENN![]()