【第15回 西野茜】エンクラグルメ活動記 | 早稲田大学演劇倶楽部

月見バーガーの季節になりましたね、

はじめまして、食べもの大好き・33期の西野です。

 

季節の変わり目がどうしようもなく苦手なのですが、食欲の秋がもう訪れると思うとワクワクします (栗、南瓜、松茸…🤤) 

 

新人訓練の期間、皆がどんどん痩せていく中、稽古終わりに早稲田駅徒歩2分のラーメン屋『違う家』で家系ラーメン味玉入り(大盛り無料)をかっこんでいたアタシはひとり5キロ太りました。劇場入りをすると必ず太ります。

 

さて、リレーブログということで、前回の鴎さんの記事を拝読しました。そういえば新人公演はエチュードを元に作っていくわけですが、結構、奇跡のような歩みだったなあってしみじみしちゃいました。新人公演以降、他の脚本演出家さんの多種多様なやり方を見ましたが、十人十色で、奥深エなあと思います。

 

で、今回のブログ、アタシは自分のエンクラの活動について振り返ってみようと思います。

 

といえど、新人訓練の記憶はあまり覚えていません!

 

毎日毎日、学生会館に通い、汗を流し、ラーメン屋に行き、ネタを考え、眠り、起き、ネタを考え、学生会館に通い…  たまにラーメン屋が麺爺になったり豚丼屋になったり鳥貴族になったりしましたが、それ以外は決まりきったルーティンの中で、いかに同じでないことをするか、もがいていたような気がします。そうじゃなかったらゴメン、過去の自分。

 

断片的な記憶よりも「ひと夏」という括りで物語化してしまっているのから、よく思い出せないのかも知れません。遅れた青春を取り戻すが如く、だけどもそれが青春だったのかと疑わしいような日々。ともすれば「青夏」ともいうべき、ただの大学1年のひと夏です。振り返った雑感としては、よく頑張っていたところもあれば、もっと頑張れたところもあるなあと思います。

 

2年になる少し前には、新人企画を行いました。3月の中頃、オムニバス形式の公演で、あたしはただの主宰(秋元康のようなポジション(?))だったので小屋をぽけっと見ていたのですが、チャッチャカと小屋が完成されていく様を脳内タイムラプスで眺めていて、凄く感動したのを覚えています。エンクラ内外、他劇団の人と多く関われたことも楽しかったです。

 

ちなみにこの時期はタピオカにハマっていました。馬場にある『悠茶』の岩塩チーズティーが、かなり濃厚かつパーフェクトな塩加減でおすすめです。

 

 

2年になってから、もう一度主宰をしました。エロイエロイレマサバクタニというタイトルで、ある少女がめちゃくちゃ好きになってしまった男とインドに伝説のカレーを求めて冒険しにいくスプラッターラブコメでした。 

 

この公演は新人訓練と違って色んなことを鮮明に覚えていて、特に劇場から出てきてくれた人の反応はポジティブでもネガティブでも9割がた覚えていますし、今でも中々の原動力にしてしまっています。脚本演出という観点と、人の反応を見るのが好きという観点からも、演劇やって良かった〜と素直に感じた公演でした。

 

インドカレーが度々出てくる (劇中でも食べるシーンがある) 話だったので、インドカレーを意図的に食べるようにしてました。早稲田だと『Khana』に行きがちですが、やっぱりターリー屋のチーズナンはうまいです。

 

 

さてさて、エンクラに入ってからの活動を振り返ると、ほんとは上だけに留まらず、本公演やら合宿やら外部出演やら…色々有るのですが、おすすめの飲食店情報㊙️を踏まえると長くなってしまいました。この辺にしておきたいところです。

 

今年のエンクラの新人募集は他の団体に比べてちょっとゆっくりです。慎重って言ったほうがカッコいい気もしてます。季節が変わり、芸術と食の秋がしっかり熟れたとき、満を侍してニューな皆様に会えるのを楽しみにしています。ではまた!