兵庫県加古川市神野町福留(かんのちょうふくどめ)571  

境内の北に駐車場がある。

当社の西を曇川(くもりがわ)が流れ、加古川に注ぐ。

 

祭神 天之伊佐々比古命(あめのいささひこのみこと)、

   豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、

   鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)。

 

 

 10月の秋祭りに播磨の民俗行事である「獅子舞」が奉納される。獅子も烏天狗も赤ではなく黒なのが迫力を増す。

 

 12代景行天皇の皇后の播磨稲日大郎姫(はりまのいなびのおおいらつめ)が懐妊した際に天之伊佐々比古命が七日七夜祖神に安産を祈願して無事に出産できたと云う。

 天之伊佐々比古命(安産の神)は、7代孝霊天皇の皇子、母はハエイロネ。亦名を彦五十狭芹彦(ひこいさせりひこ)、吉備津彦(きびつひこ)と云い、10代崇神天皇の時に西海将軍となり、桃太郎伝説のモデルとなった。

 吉備津彦は西海将軍として吉備国の温羅(うら)を成敗し、吉備国を治め上道臣の祖となった。

 母違いの弟・稚武彦(わかたけひこ、下道臣の祖、母はハエイロド)も共に吉備国を平定したが、その娘が景行天皇妃の播磨稲日大郎姫と云う。年齢的には孫かもしれない。

 

 古代の吉備国と播磨国の境界は加古川で、当地が播磨国の西端であった。

     

 当社の2.8km北西の日岡山に当社と同名の日岡神社(式内社)が鎮座している。

   

入口の鳥居。

 

境内、右の燈の横にある石材は石棺の一部(側石材)。

 

磐座

 

拝殿前に祠。

 

拝殿

 

 

本殿

 

薬師如来堂

 

 

 

本殿左にも境内社。

 

 

印南神吉   メールはこちらへどうぞ   nigihayahi7000@yahoo.co.jp