どうもKAi Englishです。
英語学習をこれからやろうとなった時に、今の時代って選択肢が多すぎて逆に迷ってしまいますよね。
ある人は、
「とにかくアウトプット(喋る事)が大事だ」
と言ったかと思えば、別の人は
「まずはインプットからが大事だ」
などと、真逆にも思えるような事を言っていて、英語学習の初心者からすると、どちらが正しいのか分からない、どれを自分が選択すればいいのか分からない。
とりあえず、どれかを実践してみるけど、「もっといい方法があるんじゃ無いか?」とまた迷いが出てきて挫折してしまう。
そんなことにならないために、ここで「まず何から学習すべきか?」という事をハッキリとさせておくと、
「英文法」から学習を始めましょう。
これ一択です。
巷では、英文法なんて学ぶ必要ないだとか、学んでも話せるようにはならないとか色々言ってるのも見かけますが、それらは全部無視してください。
まずは英文法から始めましょう。
もちろんこれは、私の個人的な考えではなくキチンと理由があります。
英文法とは、一言でいうと、
「ネイティブが無意識に使えている英語のルールを言語化し体系化されたもの」
という事が出来ます。
ネイティブの人は、生まれた時からずっと英語がインプットされているので、特に意識せずとも自然な英語が話せるようになっています。
ですが、日本人が同じように出来るかと言われれば、それは厳しいでしょう。
もちろん、ある程度の年齢になってからでも、英語だけの空間で長い間生きていれば、話せるようになるでしょう。
でもそういう環境を作ったり、飛び込んだりするのは、今の生活を全て捨てるくらいの大事ですし、お金や時間などのコストも膨大ですので、中々現実的ではありません。
日本にいながら、英語だけで暮らしていくこともかなり難しいでしょう。
しかも、時間もかかり過ぎます。日本人が日本語をある程度話せるようになるのも、最低でも8〜10年くらいはかかってもおかしく無いです。
話せるようになる事がゴールでは無いはずですから、できれば、もっと短い時間で最低限の英会話は習得したいものです。
大人であれば、悠長に10年もかけることは難しいでしょうし、環境を大幅に変えることも大変でしょう。
であれば、日本にいながらでも、どんな人でも結果を出せるようなやり方をする必要があります。
それが、まず英文法を学ぶという事なのです。
英文法を学ぶというのはスポーツのルールを学ぶ事と同じです。サッカーで手を使い放題だったり、バスケットボールでトラベリングを無視したりと、ルール無用でやろうとすればそもそもスポーツをやる事自体出来ませんよね。
それと同様に英語のルールが分からないまま、いくら闇雲に取り組んだところで、余計にカオスになるだけです。
まずは、ルールを覚えませんか?
というのが、英文法から始めましょうということの意味です。
実際、海外に何十年と住んでいても、この英文法という基礎がないために、全く話せるようなっていなかったり、いつまでも片言の英語(いわゆるブロークンイングリッシュ)しか話せないということは普通にあります。
逆に、数ヶ月から数年で英会話が習得できる人というのは、文法の基礎がある人だったりします。
ルールを覚え、その通りに自分も話すだけなのですから当然の結果です。
英文法を避けるばかりに、いつまでも英会話が伸びていかないなんていうのは、あまりにも悲しすぎます。
どうせやるなら、とっとと話せるようになって、そこから英語を使ってやりたい事をやりたいですよね?
であれば、まずは英文法から始めましょう。
と言っても、やる事は無限にあるわけではありません。
中学で学ぶ範囲の文法が「使えるレベルまで」できるようになれば、それで最低限は十分です。
もちろん中学英語だけで、英語の全てがカバー出来るわけではありません。高校英語だって使わない訳ではないです。
だけど、最低限英会話ができるようになるのに必要な範囲というのは、意外に少ないのです。そこから先は、その人の目的次第で追加でやっていけばいいだけです。
最低限の会話力とは、具体的に言うと、
中学英語の文法を用いて、自分で言いたい事が言える
という事です。
作文であれば、自分の書きたい事が書けると言ってもいいでしょう。
なので、早い話が、文法を覚えるのはもちろんの事、それが実際に使えるようにトレーニングしていけばいいだけなんです。
世間が思うより、英会話の習得はハードルが低いです。
まずは、簡単な中1英語の参考書なり問題集なりでいいですから、そこから着手していきましょう。トレーニングとして最適なのは、瞬間英作文です。これは、日本語をみて、それをすぐに英語で言う。というものです。これによってただ覚えるだけでなく、実際に使えるように昇華させていく事が出来ます。
もし、サポートを受けながら英語学習をして英会話習得を目指していきたい。という場合は、遠慮なくLINEの方からお問い合わせ下さい。