とにかく先週末から毎日天気予報とにらめっこ。

 

 今回も遠征はほぼ諦めていたのですが7日(水)に見ると何と!今まで雨だった「駒ヶ根市」の9日(金)に晴れマークが!

 

 それとは逆に今まで晴れだった「安曇野市」に今度は雨マークが!

 

 別のサイトでも同様に「駒ヶ根市」は晴れ。

 

 「安曇野市」は雨。

 

 これで決定した。すぐにテン場の予約を入れて仕事の段取りもちゃちゃっとはいかないけれど、何とか休めるようにしました。

 

 ちなみにテン場は10日(土)~12日(月)まで予約はいっぱいでした。

 

 と、喜んでいたのですが懸念事項も発生。

 

 「熱帯低気圧」だったものがいつの間にか「台風」になって「太平洋」上を北上するらしい。

 

 この前恐れていた通りとなってしまった。けれど結構離れているしここは思いきって行くしかないっす。

 

 一方、もう一案の「常念岳」の登山口である「一ノ沢登山口」は8月7日(水)から道路陥没で通行止めとなっていたみたい。

 

 全然知らなかった。「常念岳」コースを選ばなくて助かったわ。

 

 

 

 「長野県」に入るとのこっちのガソリンて結構高いのね。

 

 「富山県」のセルフだと今なら160円~163円くらいですよ。

 

 「中央アルプス」へはてっきり「長野道」を下って「諏訪SA」を通るもんだと思っていたら「岡谷JCT」で「中央道」へ。

 

 あてにしていた「諏訪SA」での夕食が摂れなくなってしまった。

 

 次の「小黒川PA」に寄ったらレストランはすでに閉まっていました。

 

 PAだとレストランは24時間営業じゃないのか。

 

 今夜の宿は「道の駅 花の里いいじま」。

 

 途中で「HOTMOT」でのり弁買って来ました。(390円)

 

 弁当食べたらすぐに就寝。

 

 翌朝は4時に起床して「菅の平バスターミナル」の駐車場へ。

 

 金曜だと言うのにこの時間からそこそこ人が来ていました。

 

 まずはバスとロープウエイの乗車券を買わなくっちゃ。

 

 今ではオンラインで買えるのですがどっかのサイトに登録しなきゃいけないし、登録したらメルマガがびしばし来るし、クレカで払うのもなんか心配だし、1回しか利用しないので今回は現地で買う事にしました。

 

 6時の始発バスに乗るつもりで4:45にパーキング入りしたのですがチケット窓口が開いたのは6:15。

 

 1:30も待ちぼうけでした。

 

 乗車券は片道だけ購入して2,470円。

 

 ちなみにこの価格は日に寄って変動するそうです。当然土日とか連休中は高くなります。

 

 おかげでバス待ちの列はトイレを軽く過ぎたところまで伸びてしまいました。

 

 「こりゃかるく200人は並んでいるな。」

 

 第5便目くらいの臨時バスにやっと乗れましたが補助席まで使って超満員。

 

 当然バスに乗る前からマスクは着用しています。

 

 時刻はすでに6:30。こんな事ならネットでチケット買っておけば第1便に乗れたよ。

 

 ほんの10分ほどで「しらび平」駅に到着。

 

 「おーなんか懐かしい。」昔は温泉街とかによくこんなメダル販売機があったよね。

 

 7:09発の臨時ロープウエイに乗ります。通常は00発、30発の2便だけです。

 

 ロープウエイも当然超満員。

 

 「千畳敷」駅に到着。

 

 「おー、これが有名な千畳敷カール。見るのは10年振りか。」

 

 7:30 「駒ヶ岳神社」にお参りしてから出発です。

 

 「駒ヶ岳」周辺には約200品種の高山植物が自生しているそうです。

 

 「チングルマ」はすでに綿毛になっていました。

 

 「ヨツバシオガマ」

 

 ぴょんぴょん「ウサギギク」。

 

 「イワオトギリ」

 

 「エゾシオガマ」

 

 「シナノキンバイ」

 

 見上げれば右側に「宝剣岳」。

 

 中央の窪んだところを目指して登ります。

 

 今日のザックはなんと!14kg。思いっきり軽量化を目指しました。

 

 すでにたくさんの人が連なっています。

 

 「イワギキョウ」

 

 あの岩が落ちて来たらその下から駅までの人はイチコロだな。

 

 気温も湿度も低くて爽やか~。心地いい風が吹き上げてなおよろし。

 

 スタートから「乗越」までは45分ですが今日も人が多いから1時間くらいですね。

 

 8:35 「乗越」に到着。

 

 「乗越」までのログ。

 

 「中岳」方向を指して。

 

 右手は「伊那前岳」です。時間があったら登って来ようかな。

 

 後ろには雲海が広がって下に小さく「千畳敷駅」も見えています。

 

 左手はあとで登る「宝剣岳」ですね。

 

 右は「天狗荘」で左が「宝剣山荘」。これだけ近い距離に2軒も山小屋が並ぶのも珍しい。

 

 「中岳」経由で「木曽駒ヶ岳」を目指します。

 

 右手奥には「南アルプス」が並んでいるハズ。

 

 「中岳山頂」は通過点です。

 

 「中岳」までのログ。

 

 ここから1回下って登らなきゃいけないのが悔しい。

 

 まあ、ほとんどの人は「駒ヶ岳」に登りますよね。

 

 「コマクサ」ちゃん。きゃーかわいい。今年初めて見られた。

 

 山頂が見えて来ました。

 

 まずは「駒ヶ岳神社」にお参り。

 

 「木曽駒ヶ岳(2,956m)」山頂に到着。

 

 3,000m近いのにロープウエイとか利用しているので全然そんな高いところに来た気がしません。

 

 「木曽駒ヶ岳」までのログ。

 

 もう1つ神社があってこちらは「奥社」です。

 

 とにかく360°雲海が凄かった。

 

 石の陰にそよそよと揺れる「イワツメクサ」。

 

 後ろはこれから登る「宝剣岳」と縦走路です。

 

 「中岳」を登り返さないで行ける巻き道もあるみたいですが、近くまで行ってみたら「キケン」と看板がありました。

 

 仕方なく「中岳」を登り返して戻って来ました。

 

 もうテントを張っている人が居る。ここにテントを張ってあちこち登って来るのも良いかもね。

 

 中央が「宝剣岳」ですね。登る人はぐっと少なくなります。

 

 冬は登らないから関係ないし。

 

 鎖場開始。この辺りは鎖を頼らなくても登れますが、

 

 さすがにここまで来たら鎖が頼り。

 

 まだまだ山頂まで鎖場は続きます。

 

 そして「宝剣岳(2,931m)」山頂に到着。

 

 10年前はてっぺんまで登ったんだけど、今回はヤメとくわ。

 

 「宝剣岳」までのログ。

 

 ほとんどの人が引き返していく中、自分は岩の後ろの縦走路へ。

 

 右は「三ノ沢岳」で左が今回の縦走路です。

 

 これがあの有名な岩。あの上に乗って写真を撮るのが人気らしい。

 

 岩を下って行くと1人の男性が待っていて『写真を」と。

 

 「みなまで言うな。あの岩の上っしょ。」

 

 よくあんな所に行けるよね。

 

 『お返しに写真撮りましょうか。』と言われたけれど「怖くて行かない。」とお断りしました。

 

 岩の隙間に咲く「イワギキョウ」。

 

 ほぼ垂直に下って来ました。

 

 「あ~怖かった。」デカザックだからバランスが崩れると怖い。

 

 この人がさっきの岩に乗った青年。昨日の夜中の12時にバスターミナルを出て「空木岳」で経由で「宝剣岳」に。

 

 今日はこのまま夜中までにバスターミナルに帰るんだそう。アホか。

 

 やっと岩場の通過が終わってこれから「宝剣岳」へと向かうファミリー。

 

 右へ行けば「三ノ沢岳」。自分は左へ。

 

 草木の陰でおにぎりタイム。そう言えば10年前もこの場所でおにぎり食っていたなぁ。

 

 良くあんなところを通過して来たもんだよ。

 

 「宝剣岳」から先は「トウヤクリンドウ」があちこちに咲いています。

 

 「極楽平」 この看板の前を下れば「千畳敷駅」に帰る事が出来ます。

 

 「さあ、行きますか。」今回のルートは「檜尾避難小屋」でテン泊して翌日は「空木岳」へ。

 

 このコースは10年前にも通りましたがちょうど台風の接近があって2日目は霧雨と暴風で真っ白。

 

 「空木岳」は白い山の記憶しかないのでそのリベンジです。

 

 前回登ったのは2013年の9月14日~15日でした。

 

 10年を経てリベンジにやって来ました。

 

 足元で良く見かけるのは「イワツメクサ」に

 

 「エーデルワイス」かな。

 

 11:45 「島田娘」に到着。いったいここが何なのか知らないけれどだんだんガスが湧いてきたなぁ。

 

 予定では12時に「檜尾避難小屋」のはずだったのに。

 

 さあ、まだまだ道のりは残っていますぞ。

 

 

 

 山之介

 

 

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