3月下旬頃になると近くの川の土手の空をツバメが飛んでいました。
毎年この時期になると飛来して来ます。
最初は土手や田んぼの方だけ飛んでいるのですが4月になると徐々に民家のある方にやって来るのです。
うちの近所でも6日(土)くらいから飛び回り始めました。
この時期のツバメはどこに巣を作ろうか探しまくっています。
なぜかどこの家の納屋が安全だとか、どこの場所に古い巣が残っているとか、知っているみたいなんですよ。
それでいつ納屋の戸が開くのか、納屋の中の様子をいつ調べられるのか、ってあちこち様子を探っているんですよ。
うちの納屋にも数年前までツバメが営巣していましてその古巣が残っています。
この巣は赤線より上だけが壊れていてそこさえ直せばすぐに使えるので昨年やってきたツバメがたった1時間ほどで赤線より上を修復したのです。
入って左手もに巣跡がありますし、その梁の裏側にも
巣跡が2つあります。
この他にも納屋の中には3つほど巣跡があり全部で7つほど残っています。
出来ればツバメに営巣させてやりたいのですが糞害が酷くなって。
1ヶ所に糞を落とすのならまだしも自転車のサドルやハンドル、農機具の取っ手、原付バイクのサイドミラーなど所かまわず糞をするので、5年ほど前から巣をさせない事にしました。
納屋に出入りしたらすぐに戸を閉めてツバメが入り込まないようにしています。
この時期になるといつもは前の道路の上の電線に停まって
「チュチュチュ」と鳴いているのですが
人間が納屋の方に歩いて戸をガラガラと開ける音が聞こえると、いつの間にか車庫の屋根の上に停まっているんですよ。
ジーッとこっちを見て納屋の戸が開くかどうか観察しているのですが
人間と目が合うと向うを向いてしらんぷりします。
でも、しっかりこっちを見て確認しているんですよ、納屋の戸が開いたら入り込めるかどうかを。
今日13日(土)は「前医王山」を周回した後、16時から用事を済ませました。
16:30だと思っていた約束の時間は16時からでした。
早めに行っておいて良かったよ。すっかり思い込みで危うく遅刻するところでした。
1時間ほどで用事を済ませて夕方納屋の中で草刈機の準備をしていました。
何故かうちの田んぼのあぜだけに「タンポポ」が繁殖していて困るんですよ。
下手の方はもっと凄かった。
生き生きとしていやがる。
別の田んぼのあぜにも。
もうすぐある町内の一斉用水路清掃の前に刈っておこうか?どうしようか?
まだ草丈は短いのでチップソーよりビニール紐にした方がいいのかな?
納屋の中より外の方が暖かいので戸を開けて作業をしておりました。
するとさっき車庫の屋根にいたツバメがいつの間にか納屋の中に入って来て飛び回っているんですよ。
そしてちゃっかり古巣が使えるのかチェック。
はい、ビニル紐のセットが終わりました。
お次は外に出て草刈り機に燃料を注油してエンジンがかかるかチェックです。
無事、エンジン始動出来ました。
はいはい、ツバメちゃん外に出て行ってよ。もう戸を閉めますよ。
未練タラタラにツバメは出て行ってくれました。
1度納屋の中に入って古巣の存在を知っちゃうと今後もずっと狙って来るんです。
しっかり戸を閉めておかなきゃね。
昔は6月頃になると小学6年生が家を1軒1軒見て回ってツバメの営巣がされているか調べていたんです。
営巣していたらそこの戸に勝手にシールを貼っていくんですよ。【ツバメのお宿】ってシールをね。
今では子供が少なくなったからかそんな調査もしなくなったみたいですね。
さて、家に入る前に庭をひと回り。
もう1本あった「小梅ちゃん」にも花が咲いていました。
「小梅」って紅梅しかないんですかね。うちのは2本ともピンクの花です。
昨年山から盗って来た「山椒」の雌の幼木に肥料を与えておいたら、
新葉が出ていました。
もう1本の「山椒」の雌の木にも
小さい葉っぱが付いていました。
これで2本とも無事根付いてくれたようです。
秋になれば「小粒でもピリリと辛い山椒の実」がなります。
これは元からうちにあった「山椒」の雄の木です。
もう「山椒」らしい葉っぱがたくさんでています。
ところで、皆さんのお宅ではアサリの味噌汁に「山椒」の葉をのせますか?
うちでは「山椒」の葉が出ている時は必ずのせます。
水洗いしてから両手のひらでパン!と叩いてからのせるとプ~ンと良い香りが広がるのです。
ネットで探してもこのような使い方はあまり出てこなくて。
さあ、明日は草を刈って来るかどうしようか?
山之介
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