3月29日(金)に20年振りの風邪を発症してから1週間、ようやく症状も緩和されて来ました。

 

 風邪の基本的な症状は

 

 ① 喉に痛みが出る

 

 ② 鼻水が出始める

 

 ③ 喉の痛みが治まって来ると鼻水が酷くなる

 

 ④ (咳が出始める)咳が出るのは人による

 

 ⑤ (鼻水が治まって来ると咳が酷くなる)

 

 ⑥ または鼻水が治まって来ると痰がからむ ← 今ここ

 

 ⑦ 痰がからむとその後は風邪が治る

 

と、言うような順番となります。私は④⑤が出ませんでした。

 

 風邪の症状が発症しているのが通常1週間~10日。

 

 その間の症状を緩和する為に30日(土)から朝晩「パブロンゴールド」を服用していました。

 

 これで多少は楽になっていたと思います。

 

 風邪と風邪薬には副作用がありまして便秘になる事です。

 

 風邪に感染すると交換神経が刺激され体の回復が最優先になり腸の活動が弱くなります。

 

 また、風邪薬に含まれるこの成分が腸の活動を鈍くさせます。

 

 服用していた「パブロンゴールド」にももちろん含まれていました。

 

 それで30日の朝から1週間、ほとんど便が出ない状態となりました。

 

 少し出るのですが食べた量と比べても明らかに少ないし、だんだん腹が張って来る気もします。

 

 仕方なく3日目くらいから「タケダ漢方便〇薬」を服用してみましたが一向に改善されませんでした。

 

 さすがに1週間もちょびっとしか出ないとなるとかなり心配になって来ます。

 

 4月6日(土)は休みなので山に登るのを優先しようか?それともじっくりと便を出してやろうか?

 

 7時くらいから前日夜に録画した「すずめの戸締り」を見ながら便意を待ちますがまったく現れず。

 

 そこで8時30分頃から30分間粘トイレにこもって粘ってみましたがダメでした。

 

 こんな事なら早めに家を出て「高坪山」で最後の雪山ハイキングを楽しめば良かったよ。

 

 今からだと遅くてもう無理。

 

 

 

 いきなりヤル気がなくなりどこに行こうか迷った末に、「ユキワリソウ」が見頃と聞く「前八乙女山」に行く事にしました。

 

 家を出たのはすでに9:15を過ぎた頃で青空が広がっておりました。

 

 すでにまったく山歩きなんて気分になれず短縮コースを登る為に、いつもと違う「井波町」中心部を通る道に入りました。

 

 林道をそのまま進んでいくと

 

 自生している何本かの「サクラ」の大木が5部咲きとなっていました。

 

 さすがに「サクラ」の花を見ると気分は盛り上がって来ました。

 

 ほとんど知られていないはずの「道宗道」の起点に来ると凄い車の数。

 

 「石川」「福井」「金沢」「神戸」など皆さんどうしてこんなマイナーな登山口を知っているのでしょう。

 

 停める場所が無くてそのまま通過してUターンして少し先の場所に停めました。

 

 時刻はすでに10:10。「今日は山頂を目指さずに花だけ見て帰ろうか。」って気分です。

 

 登山口に向かう林道沿いに咲いている「ショウジョウバカマ」が気分を上げようとしてくれます。

 

 正面のあそこを登って行きます。

 

 登山口には「道宗道」の道標がありますが知っている人なんてほとんどいないハズ。

 

 ここから急登が始まります。

 

 登ってすぐに見える「不吹堂(ふかんどう)」。「八乙女山」から「井波町」に吹き下ろす強風を鎮める為に建てられたと言われています。

 

 杉の植林地には「ヨモギイチゴ」や

 

 「キブシ」の花が咲き始めていました。

 

 杉の植林地を抜けると気温はすでに15℃近く。まだ10時過ぎなのに。

 

 そして自生している「サクラ」の小木が満開でした。

 

 登山道はこんな感じでこの先でもう降りて来た人と遭遇。

 

 お話を聞くとこの先の登山道わきがもの凄いお花畑になっているそうです。

 

 お別れした時の足元にへんてこりんな植物?まるでイソギンチャクみたいな形ですがきっとキノコの1種なのでは?(シロキツネノサカズキモドキです。)

 

 カーブを曲がった先から「ユキワリソウ」が咲いていましたよ。

 

 ピンク

 

 濃い目のピンクはとにかく目立ちました。

 

 他にも「スミレ」が集団で咲いている場所や

 

 可憐な「オーレン」ちゃんがひっそり咲いている場所、

 

 「ショウジョウバカマ」が見事に咲いている場所などありました。

 

 しかし、今日の主役はやはり「ユキワリソウ」ですね。

 

 1人、2人と下りて来る人が続々。こっちから登って下りて来る人や「閑乗寺公園」から登って周回して来る人など様々。

 

 皆さん、目的は山頂ではなくお花見です。

 

 「ユキワリソウ」のそばにこんなのも咲いていました。「ヒトリシズカ」みたいな花ですが葉っぱが違いますよね。何でしょう?

 

 見晴らしのいい場所で振り返ると「井波」の町が一望です。

 

 さあ、ここからどんどん勾配が急になります。この1週間、ほとんど運動なんてしていないので足が上がらない。

 

 この登山道は「道宗道完全縦走」の時に下りに使用しており、登って行くのは初めてです。

 

 陽当りが良い場所で直射日光を受けて気温は17℃近く。すでにこの日の予想最高気温と同じになっています。

 

 もう汗ダクで足も上がらんし。で、ふと足を停めて下を見た時に発見したのがこれ。

 

 始めは「クロユリ」みたいと思っていましたがすれ違う人に聞いたら「コシノコバイモ」と言う名だそうです。

 

 「キクザキイチゲ」

 

 「ヤブツバキ」が咲いている木も何本か。

 

 「ホーホケキョ」と頭上で鳴いていたので探したらすぐ近くにいました。

 

 「ウグイス」って警戒感が強いから人の近くではすぐに逃げてしまうのですが、よほど気分が良いのかずっと鳴きっぱなしでした。

 

 目に鮮やか~。

 

 さらに鮮やか~。

 

 この大木の根元に注目するとそこには

 

 2体の観音様が「井波」の町を見下ろしていらっしゃいます。

 

 ここから三度、杉の植林地に入りますが、この先が凄かった!

 

 登山道の両脇ずっと「ユキワリソウ」が群生していて、すべて満開。

 

 きっとこの日が見頃だったんじゃないでしょうか。

 

 写真を撮っていた方によると昨年は春が一気に来てすぐ初夏になったので、「ユキワリソウ」の開花もすぐに終わってしまったとか。

 

 今年は3月に入っても気温が上がらなかったので、開花しても1週間以上見頃があるんじゃないかって事でした。

 

 今回は「八乙女山」山頂は目指さずのんびりお花探しです。

 

 ここでV字ターンして「前八乙女山」に向かいます。

 

 ところどころにピンクリボンがありますが林業作業の目印もあって間違い易そうでした。

 

 5分ほど移動したらひっそりと「前八乙女山」山頂に到着。

 

 「辰之進」どころか

 

 私もここは初めてです。

 

 「前八乙女山」山頂までのログ。

 

 もう「八乙女山」山頂なんて頭になくてすぐに下山です。

 

 「八乙女山」を目指すより今日は他に行きたい場所が出て来ました。

 

 「カリフフラワー」見たいな花が咲いていた低木。何の木?

 

 あちこちで「タラノメ」が膨らみ始めていましたが、摘み頃になった時には麓の人に採られてしまうんでしょうね。

 

 下山は40分ほどで林道を歩いていたら前から来た軽トラのおじいさんに話しかけられました。

 

 「あんちゃんどこから?どこまで行って来た?道宗道って知ってる?」とか色々。

 

 喋り方からこのおじいさんにはどこかで会った気がします。

 

 20分近くおしゃべりしてお別れしました。

 

 駐車場までのログと「前八乙女山」のログ。

 

 

 

 

 

 今日はもう1つ目的を見つけたのですぐに移動したいところですが、その前にこの林道の奥に「不動の滝」」があるので観光して来ましょう。

 

 車で5分も移動しない内に到着。

 

 たくさんの観音像が並んでいました。

 

 そのそばには「不動の名水」。

 

 ここの湧き水は「富山の名水100選」にも選ばれています。

 

 そこから階段を昇れば滝が見えそうです。サンダルでちょこちょこっと行ってみましょう。

 

 けっこうしっかり整備されていますね。

 

 すぐ着くと思っていたのにどうやら矢印のように昇って行かないとダメみたい。

 

 中間地点で右手に滝が見えました。

 

 雪融けの時期とあって水量はかなり多そう。

 

 残り半分の階段を昇って行けば近くまで行けるみたいです。

 

 せっかくだから行ってみよう。しかしサンダルで来るんじゃなかった、トホホ。

 

 ここから横移動になって助かった。

 

 遊歩道の両側には「キクザキイチゲ」の大輪がたくさん咲いていました。白色は今年初です。

 

 まだ近くまで行けるみたい。

 

 「不動の滝」に到着。

 

 さらにここから滝つぼに降りる事も出来ますが、サンダルなのでヤメておきました。

 

 

 

 さあ、これでこそもう1つの目的を達成しに行きましょう。

 

 「牛岳」の方に移動です。

 

 今年の6月6日は特別な行事があるみたいです。ぜひ行ってみたいです。

 

 水が豊富に流れている沢沿いには「ネコノメソウ」が咲いていました。

 

 この近くに「コゴミ」が出る場所があるのです。

 

 時期的にもうそろそろ「コゴミ」が出ているのじゃないかと思って訪ねて来ました。

 

 歩いてほどなく芽吹いて3、4日頃の食べ頃の「コゴミ」を発見。

 

 このサイズがちょうど食べ事です。

 

 この先2、3日するとすぐに葉が開いてしまいます。

 

 「コゴミ」はアクが無くシャキシャキ感があってちょっと茹でて食べると美味しいです。

 

 マヨネーズなんかで食べると最高ですが、私はマヨ嫌いなのでゴマ味噌で頂きます。

 

 ほんの5分ほどで2袋Get出来ました。

 

 1株から全部採ってしまうと枯れてしまうので2、3本は必ず残しておきます。

 

 さあ、これで今日の目的は全部達成です。

 

 

 

 「小牧ダム湖」を出発した遊覧船。この奥の「大牧ダム湖」まで向かいます。

 

 帰り道沿いに「庄川水記念公園」があって「サクラ」の名所です。

 

 国道からすでに「サクラ」が見えていたので寄ってみました。

 

 まだ5分咲きなのですがこの状態。

 

 ここから下にずっと「サクラ並木」があって見頃の土日は車を停める事すら出来ないほどの混雑になります。

 

 この日はまだ人も少なくて1番良い場所に車を停められました。

 

 そしてすぐそばに満開の「ソメイヨシノ」。

 

 いやー、日本人にとって「サクラ」は特別ですよね。

 

 ところで「ワシントン」に友好で贈られた「ソメイヨシノ」は今年伐採されるそうです。

 

 50年が経過して老木となりキケンだからだそうです。

 

 

 

 このあとは「閑乗寺公園」の方に向かいました。

 

 さきほど「牛岳」方面に向かう時から「サクラ並木」が見えていたのでちょこっと寄って行こうと思います。

 

 高台の場所に「サクラ」が植えてあって陽当りも良いのですでに満開です。

 

 下に遊歩道もありました。

 

 反対側。

 

 今日は「ユキワリソウ」に始まって「サクラ」の観光も出来てお花見の1日でした。

 

 

 

 帰り道でなんかお尻がもぞもぞして来て「もしかして便意?」。

 

 帰宅してすぐにトイレに駆け込んだらどっさり出ました。それでも3日分ほどだけでまだ腹の中に残っていると思います。

 

 昨日から風邪も回復してきたのと風邪薬もヤメたのと、今日の運動で腸の活動も少し活発になったようです。

 

 今月下旬には健康診断でバリウムを飲まなければいけないので、それまでにはいつもの状態に戻したいです。

 

 その後は朝の続きで「すずめの戸締り」を鑑賞。

 

 結構、独特のワールドに引き込まれました。

 

 「宮崎アニメ」以外でも面白いオリジナルアニメってあるんだね。

 

 夜は疲れて眠い目をガマンしてBSで「ジョーズ」を見て、続けて「遊星からの物体X」を視聴。

 

 どちらも懐かしい映画でした。

 

 さらに我慢して0時から「You〇ube」で「Love Me Do」さんの生配信を視聴。

 

 さすがに25時過ぎで寝ました。

 

 

 

 7日(日)の今日も晴れで最高気温は19℃ほど。

 

 朝の内に布団を干して私のくつろぎ部屋の掃除機がけ、こたつの下マットも洗濯しました。

 

 その後頑張って田んぼを1枚耕しました。

 

 うちの田んぼのあぜだけ何故か「タンポポ」が生えているんですよ。

 

 こりゃ草刈りの前に1回除草剤を撒かなきゃダメかな。

 

 午後からはジョギングして汗だくになったので銭湯に直行でした。

 

 

 

 山之介

 

 

 

にほんブログ村


人気ブログランキング

 
 
 
 来週の13日(土)は「前医王山」周回をしてみようかな。
 
 16:30から用があるので早めにスタートしなきゃいけないけど。