早いもので2024年になってもう1ヶ月が経過しました。

 

 そしてだいぶ忘れられて来たようにも感じますが「能登大地震」からも1ヶ月が経過しています。

 

 被災された方々の1日でも早い復興を祈ります。

 

 

 

 前回「八乙女山」で知人君に会った時に

 

『俺、土日暇なんだよ。今年は小雪でスキーに行けないし、そもそもタイヤ交換していないから出掛けられない。どこかの山に誘ってよ。』

 

 って、言う事で先週の「高落場山」を一緒に登るはずでした。

 

 それが25日(木)になって土曜出勤しなきゃいけなくなったらしく、キャンセルを言って来て自分だけで行く事になったけれど結局雨雪で敗退。

 

 その知人君から29日(月)の夜に架電があって

 

 『この前の代休で水曜休みなんだよ、どこか連れて行って。』

 

 月末月初はあまり休みにしたくないんですが1月はかなり暇だったし、って事でそそくさと休みの段取り。

 

 あとはどこに行くかですがお互い夏道で慣れている「牛岳」に行く事に。

 

 

 

 30(月)、31日(火)はかなりいお天気でこのまま31日も晴れになる予報でしたが、なんかだんだん曇って来て朝外に出てみればどんより。

 

 それでも雨は降らないらしいので決行です。

 

 知人君の家に迎えに行く時はずっと外気温は1℃でしたが、到着と同時に2℃になりました。

 

 それでも寒いや。昨日までと大違いだわさ。

 

 知人君は防寒長靴もスノーシューも持っていないので「道の駅庄川」そばの「コメリ」で買ってから行く事にしました。

 

 防寒用長靴とわかん、どちらも1,980円(税込み)をお買い上げ。

 

 あと389円(税込み)で中敷き3セット入りもお買い上げ。

 

 そのあとは向かいのコンビニでカップ麺を調達。

 

 登山口そばの駐車スペースに着いたらすでに9:30。

 

 先行車が1台だけ停まっていました。

 

 眼下に「小牧ダム湖」。

 

 買ったばかりの防寒長靴を履いて買ったばかりのかんじきを背負ってさっさと歩く知人君。

 

 「寒いからな。」と言っておいたので上下スキーウエアを着て来たそうです。

 

 冬はここが登山口。なんだけど知人君は夏でもここから登ってるそうな。

 

 のっけから急勾配なのにサクサク登って行く知人君。

 

 おいて行かれた。前日は10人くらい入っていたらしいです。

 

 今日は足跡の様子から先行者は2人かな?と判断。

 

 2回目の林道を横断する場所で待っていてくれました。

 

 ここが夏の登山口。夏はここに車を置いて登ります。

 

 ここまで20分くらいですでに汗びっしょり。

 

 でも気温は3.7℃でジャケットを脱ぐと寒そう。

 

 あ、今日もこの格好で登っています。

 

 ここからは巨大に育った杉の植林地に入ります。

 

 15分ほど登ってあの丘を越えたら景色が変わります。

 

 ここから紅葉樹林帯に変わって勾配も一気に急になります。

 

 おっと、太陽も出て来てくれた。

 

 写真、写真と。暑くなりそうなのでジャケットを脱いで登っていたら太陽が隠れてしまったよ。

 

 そして知人君は見えなくなってしまった。完全に置いて行かれた。(´;ω;`)ウッ…

 

 右手に見えているのは前回登ていた「八乙女山」。「大平展望台」から見えていたのは今登っている山って事です。

 

 7合目。お互いこの山によく登っているので知人君はここで待っていてくれました。

 

 杉の木には花粉爆弾装着済み。今年はやべぇぞ!

 

 ちょっと休憩していたら『汗が引いて体が冷えてしまった。』と一気に登って行く知人君。

 

 ここから8合目までは標高差100mを一気に登るのでかなり急です。

 

 右と左どっちのトレースを追っかけたらいいんだ?

 

 ちなみに前日10人も入っていたのでしっかり踏み固まって、今日はかんじきの必要はありませんでした。

 

 左手のあの丘を登り切れば8合目。

 

 振り返れば眼下に「富山平野」。

 

 ずっと奥は被災した「氷見市方面」。一部の地区でようやく水道が使えるようになったそうです。

 

 さらに向こうには被災した「能登半島」があるわけです。

 

 知人君、木の陰で風を避けて待っていてくれました。

 

 ここまで登ると右手の「利賀」方面からの冷風の吹上が気温以上に寒さを感じさせてくれます。

 

 ようやくここから横移動の予定。

 

 あれは山頂でなく小ピークの1つ目。ここから小ピークがいくつも続いておよそ水平移動とは言えません。

 

 あれも山頂じゃないんですよ。9合目。

 

 この先で降りて来る女性ソロ。

 

 「まだ山頂に誰かいました?」

 

 『あと1人だけです。昨日はあんなに天気が良かったのに今日は寒いですね。』

 

 と、この女性も今日が晴れとなるのを期待して登って来たみたいです。

 

 スノーシューを履いて新雪の上を楽しそうに下って行かれましたよ。

 

 この辺りから雨がポツポツ降り出して来てポケット手で登る知人君。

 

 ちなみに小型リュックの中にはペットボトル500mlと300ml、カップ麺しか入っていないそうです。

 

 「んもう、こんなに遠かったかね?」あれが山頂です。

 

 山頂には70歳くらいのソロのおじいさんがいました。知人君はすでに「牛嶽神社」に向かって行ったみたい。

 

 「なんか雨にみぞれまで混じって来ましたねー。」

 

 『おー、寒い寒い、寒すぎるからわしゃもう帰るわ。』って下って行かれました。

 

 この人が駐車ポイントに先に停まっていた車の方でした。

 

 やはりこの日の先行者は2人でした。足跡で人数がわかるのよ。

 

 「辰之進」初登頂の牛岳。

 

 「牛岳」までのログ。

 

 なんだかなぁー、今日は曇りのはずなのに普通に小雨になって来た。

 

 前方の右端が「牛嶽神社」の有る所です。

 

 その先に広がる「富山平野」。これが「北陸」特有の冬の鉛色の空です。

 

 こちらは「利賀」の寒々しい山々。

 

 さあ、知人君を追って「牛嶽神社」に向かいましょう。

 

 10分ほどで見えて来ました。今年は雪が少なくてお社は埋まっていません。

 

 12:20 「辰之進」登頂!

 

 「牛嶽神社」までのログ。

 

 ここは風が強くて寒いし東屋で知人君が寒さに耐えて待っているので、自撮りは失敗したけれどこれで勘弁。

 

 毎年「6月6日」に「牛嶽神社例祭」がありますが今年は「令和6年6月6日」で「例大祭」となります。

 

 今年の鳥居はここまで出ていました。やはり例年より2mは少ないですね。

 

 東屋は風の通り道なので風を避けて狛犬の下でお昼に。

 

 今日は簡単にカップ麺。

 

 寒い中ではお湯がなかなか沸かなくて雨は強くなって来るし、体は冷えて来るしで3分がとても長かった。

 

 知人君に「お汁粉食う?」って聞いたら

 

 『おー、食べる食べる。』って。知人君はビールを飲みまくるので甘いものは苦手かと思いきや、なんでもありなんだそうだ。

 

 お汁粉待ち。カップを1つ忘れて来たので自分はこのステンカップで食べたら唇をやけどしたわ。

 

 どうみても雨意外にみぞれが降っているように見える「利賀」方面。

 

 食べたらさっさと下山です。それでも寒い中1時間休憩してたわ。

 

 雨は止むどころか増々強くなっていくら撥水機能があるジャケットでも浸み込んで来た!!

 

 帰りはかなり足が遅くなっているようで『ラーメン食ったからか腹が重くて登れんわ。』と知人君。

 

 この登り返しが4つほどあるんだよねー。下山なのに登ってから下るなんて納得いかんわ!!

 

 雨で「富山平野」も霞んで見えなくなって来た。こりゃ本降りになるのか!?

 

 気温は3.3℃。今日は13℃になる予報だったのに。

 

 8合目を過ぎれば一気に下ります。

 

 知人君は走ってるよ。自分はわざと踏み跡の無いもふもふの場所を選んで下りました。

 

 さっきの7合目まで来たら雨も止んでいるし風も吹いて来ない。

 

 「ここでお昼にすりゃ良かったね。」

 

 ここから杉の植林地に入ります。

 

 植林地の中は踏み跡がなかったら迷路だわ。

 

 夏の登山口に到着。あと10分ほどで終了。

 

 一気に下って国道に出ました。

 

 駐車場までのログと

 

 「牛岳」のログ。

 

 駐車スペースまで戻って来たら遊覧船が帰って来ました。

 

 「庄川」の上流にはこの遊覧船でしか行けない「大牧温泉」があります。

 

 この温泉は夏より冬が大人気です。その理由はこの冬景色ですね。

 

 「富山県」に冬にお越しの際は泊まってみられてはどうですか。

 

 

 

 山之介

 

 

 

にほんブログ村


人気ブログランキング

 
 
 
 「能登半島大地震」から1ヶ月経過して震源地にはもう地震エネルギーは残っていないそうですが、活断層の北端の地点には地震エネルギーが溜まっている可能性が強くて、次に大地震が起きるとしたら丸印の場所と地震学者が言っていました。