前回の記事の続き



この世に生まれた時点で、

お好きに、どうぞ。

が土台だったことに気付いた出来事。



それは2年前、

自分が乳癌と診断されました。


ちなみに、
ステージ2a、ホルモン陽性・ハーツー陽性。

当時アメブロで違うブログを書いていたのですが(もう閉めた)

アメブロのアプリを開けると癌の治療している人たちの記事がよく表示されていたので、ちょこちょこ読んでいました。

ほぼ同時期、癌と診断された方の記事に出会いました。

その方は本を出版されていまして、
なんと私、その方の本を買って読んだことがありました。

その方は肺癌でステージ4だったそうです。

それからその方のブログ更新をチェックして記事を読むようになりました。



ブログの最後には読者への感謝の言葉や、
同じ患者へのエールの言葉は必ず書いてありました。

過去の記事を読むと、オンラインサロンも運営されていたようで大勢の人達に囲まれて笑顔で写っている写真がありました。


私の治療は抗がん剤が効いて、
手術して問題のところを取り除き顕微鏡で確認したら、消滅していたらしい(そんなことあるのね)

彼女は治療が思うような結果をだせず、
体力ばかり消耗してしまい計画通りに進まず、計画変更をしていました。

神様って不公平だよな。

彼女が生きていた方が
絶対社会貢献度は高いし、
幸せって思う人も多いし、
楽しいとか嬉しいとか思う人はめっちゃ多い。

私が生きてても、
社会貢献度はマイナスだし(おい!)
幸せとか嬉しいとか楽しいって思う人なんて、両手で足りるわ!

私は彼女のような生き方はむしろ辛いと感じるタイプな気がする。

癌になったことで
今までの生き方を変えようと決めて、ほとんどを手放しました。

会社も人間関係も。
その時は、ほぼ私は一人ぼっちになりました(今もだけど・笑)


なんで私生きてるんだろう?
嬉しいような、辛いような…。

私は彼女のように誰かを幸せにすることや、社会貢献なんて難しいことだと思ってて、
「また生きづらい日に帰るのかな…」
と思っていました。

正直、普通の日々が生きづらいと思ってたから、癌になったときホッとしたのよ。
やっと逃れられる、休憩できるって思ってたのは私ニヤニヤ
(この話はまた機会があれば書きます)


どうしてなんだろう?

どうして生きてた方が本人も周りの人もハッピーになれる人が生き残らないんだろう?

なんで私、生きてるんだ???

うーーーーーん、分からん!


でも結局のところ宇宙的な考え方は、
生まれたら完了だから、

どこかに貢献しようがしまいが、
たくさんの人から愛されてようが嫌われてようが、
関係なかったみたい。


生まれておめでとう!
目標は達成されました!!

あとはお好きに、どうぞ

だったんだなぁ、って腑に落ちたのです。

私が生きてても問題はない、間違いじゃない。

問題なのは
「お好きに生きてないでしょ?」
ってところです。

そして、
生きるの本質は↓これかなと今は思うのです。