12月5日(日)


今日は、関東大学ラグビー対抗戦・早稲田対明治~伝統の早明戦~がありました。


TEAM26~文遊技~

毎年この時期は楽しみにしています。


千駄ヶ谷の国立競技場、毎年恒例と言わんばかりに大勢の観客が集まっていました。


試合直前、それぞれのロッカールームから選手達が出てくる時に、すでに泣いている選手が複数いるんですが、

このシーンを見るたびに「大学ラグビーっていいなぁ」と思います。


あと、大学ラグビーっていいなぁと思わせるのが、試合前の、各大学の校歌斉唱ですね。

選手達は、左手で隣の選手の肩を組み、右手で自分の左胸に手を当てながら斉唱。

最高に格好いいです。


先週の僕の結婚式で、式の最中に新郎の左手を新婦の肩に回して祈祷をうけるシーンがあったのですが、

この時僕は、試合前の大学ラグビーの選手を意識して祈祷をうけていたことは言うまでもありません。笑


今日の早明戦は、

明治が勝てば対抗戦7戦全勝で優勝、

明治が負ければ、慶應・早稲田・明治の三つ巴→総トライ数勝負で、

個人的には明治に勝ってほしかったんですが、負けてしまいました。序盤は良かったんだけどな~


明治は筑紫高校出身のSH・秦選手が、どんどんバックスにボールを供給していてすごくリズムがありましたが、

早稲田のバックスに比べると、なんか、「パターン通り」のような印象でした。「次は、ここかな」的な。


逆に早稲田のバックスは、「そっちに展開するか」的な動きが多く、タレント揃いというのもあるけど、

明治よりも、やはりキレとスピードがありました。


SOの山中選手は、効果的なハイパントで敵陣に攻め込み、トリッキーなパス供給も魅せてくれました。

ペナルティキックもコンバージョンキックも100%で、さすがやなぁの一言でした。

バックスの中濱選手、坂井選手、井口選手も、観客を魅了する素晴らしい動きをしていました。


フルバックの井口選手のステップは独特で、伏見工業高校在籍時からファンを魅了してくれましたが、今日も魅せてくれました。あのステップはラクロスにも絶対通ずる・・・。


嬉しかったのは、2年生ながら早稲田のウイングとして活躍する、西南学院高出身の中靍選手の快足トライ。

聞いてはいましたが、めちゃくちゃ速かったですね。百道浜のグラウンドで一度目にしたかったものです・・・。


中靍選手以外にも、福岡の高校を卒業した選手が多数出ていることも、僕が大学ラグビーを見る理由ですね。

いずれは、関東大学ラグビーの試合に出るほとんどの選手が福岡出身ずくめになるように、願うばかりです。


上に挙げた選手以外にも、早稲田の原田選手・古賀選手(筑紫)、慶應の児玉選手(小倉)、東海の堺選手(筑紫)あたりの、来季の活躍を密かに期待しています。


師走の年末業務を乗り越えたその先には、


年末の花園と正月の大学選手権が、待っている!!