12月5日(日)
今日は、関東大学ラグビー対抗戦・早稲田対明治~伝統の早明戦~がありました。
毎年この時期は楽しみにしています。
千駄ヶ谷の国立競技場、毎年恒例と言わんばかりに大勢の観客が集まっていました。
試合直前、それぞれのロッカールームから選手達が出てくる時に、すでに泣いている選手が複数いるんですが、
このシーンを見るたびに「大学ラグビーっていいなぁ」と思います。
あと、大学ラグビーっていいなぁと思わせるのが、試合前の、各大学の校歌斉唱ですね。
選手達は、左手で隣の選手の肩を組み、右手で自分の左胸に手を当てながら斉唱。
最高に格好いいです。
先週の僕の結婚式で、式の最中に新郎の左手を新婦の肩に回して祈祷をうけるシーンがあったのですが、
この時僕は、試合前の大学ラグビーの選手を意識して祈祷をうけていたことは言うまでもありません。笑
今日の早明戦は、
明治が勝てば対抗戦7戦全勝で優勝、
明治が負ければ、慶應・早稲田・明治の三つ巴→総トライ数勝負で、
個人的には明治に勝ってほしかったんですが、負けてしまいました。序盤は良かったんだけどな~
明治は筑紫高校出身のSH・秦選手が、どんどんバックスにボールを供給していてすごくリズムがありましたが、
早稲田のバックスに比べると、なんか、「パターン通り」のような印象でした。「次は、ここかな」的な。
逆に早稲田のバックスは、「そっちに展開するか」的な動きが多く、タレント揃いというのもあるけど、
明治よりも、やはりキレとスピードがありました。
SOの山中選手は、効果的なハイパントで敵陣に攻め込み、トリッキーなパス供給も魅せてくれました。
ペナルティキックもコンバージョンキックも100%で、さすがやなぁの一言でした。
バックスの中濱選手、坂井選手、井口選手も、観客を魅了する素晴らしい動きをしていました。
フルバックの井口選手のステップは独特で、伏見工業高校在籍時からファンを魅了してくれましたが、今日も魅せてくれました。あのステップはラクロスにも絶対通ずる・・・。
嬉しかったのは、2年生ながら早稲田のウイングとして活躍する、西南学院高出身の中靍選手の快足トライ。
聞いてはいましたが、めちゃくちゃ速かったですね。百道浜のグラウンドで一度目にしたかったものです・・・。
中靍選手以外にも、福岡の高校を卒業した選手が多数出ていることも、僕が大学ラグビーを見る理由ですね。
いずれは、関東大学ラグビーの試合に出るほとんどの選手が福岡出身ずくめになるように、願うばかりです。
上に挙げた選手以外にも、早稲田の原田選手・古賀選手(筑紫)、慶應の児玉選手(小倉)、東海の堺選手(筑紫)あたりの、来季の活躍を密かに期待しています。
師走の年末業務を乗り越えたその先には、
年末の花園と正月の大学選手権が、待っている!!