昨日(水曜日)は、少年の船(青年ボランティア)の実行委員会でした。
今やってるのは、9月1・2日の土日で行われる写真展の準備と、子ども達にも渡す報告書(しおり)の制作業務。同時進行でやってます。
報告書を制作する上での資料となるのが、子ども達が5日間の沖縄での本工程で書いた「班日記」と、本工程終了後に書いた「作文」の2つ。
これがねー、純粋な文章でけっこう感動するんですよ。パートナーと一緒に見ながら、時に笑い、時に感動しながら制作中です。
沖縄に行く前日の日記で、4年生の女の子は、それこそ「ワクワクドキドキ」系の文章。かわいらしい。
慰霊活動を終えて沖縄の海で遊んだ後の、5年生の女の子。「このきれいな海を守っていかなくてはと思いました」。すばらしい。
「バスの中で一番遊んでくれたのが上野指導員でした。あしすまとかをして遊びました。」これ4年生の女の子。この子の、自分の目の前での笑顔が忘れられません。ほんとうれしかったなあ。
「次は、指導員として少年の船に参加したいです。」これ4,5人の女の子。指導員冥利につきます。
けっこうおませな子達だったけど、ちゃんとついてきてくれたし、根はものすごく純粋で素直な子達でした。
とどめは、「この少年の船で多くの友達と楽しい思い出ができました。指導員さん、ありがとう。」
これ、班の21人の中で、なかなかみんなとなじめなかった6年生の男の子。自己表現したり、女の子と話すことなんてもってのほか・・・。この子の字で書かれてた時、ほんとにうれしかった。感動しました。
9月2日(日)に久しぶりに子ども達と会います。みんなどんな夏休みを過ごしたんだろう。
はやくみんなに会いたいな。
-今日の「ひと」-
原田泳幸(59)
職業:会社員
1948年生まれ。東海大学工学部卒業後、日本NCR、HP(ヒューレッドパッカード)を経て、アップルコンピュータ入社。マイクロソフト「Windows95」の発売を機にアップルは大きくシェアを奪われるが、この時日本法人の社長に抜擢される。98年、満を持して「iMac」発売。たった1年で業績を回復させ、その後iPodは大ヒット。銀座の真ん中への出店にも成功させる。この時、マクドナルドから声がかかる。俗に言う、ヘッドハンティング。
50秒かかっていたパン焼きをわずか11秒でできる機械を導入させ、1年でほぼすべての店内へ。
年功序列や定年制も廃止。今でも、「朝マック」などに代表される新しいライフスタイルを常に発信している。
「世の中の変化についていこうなんて、とんでもないですよ。変化についていったら負けます。トレンドをつくらなければならないのです。」
「マック」から「マック」へ。世間を驚かす異業種の転職が、日本に新たなトレンドを生み出した。