高知城にノスタルジーを感じずにはいられない② | 自由に楽しく大雑把にプラモデル

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感性の赴くまま楽しくプラモデルを作っています。
大雑把な性格なので、超絶作品は来世で作ることにしています。


それでは高知城を作っていきます。

色々と調べていると、城郭モデルも色々な作り方があるようですが、まずは石垣から作るようです。



【まだ届かない石垣職人】
石垣は先人の教え通りに作ってみます。


まずは石垣を目地ごとグレーとブラウンを混色した塗料で筆塗りします。

筆ムラは気にしない。



塗料が乾いたら、目地を残すように紙ヤスリで研磨します。

気をつけていたつもりですが、石垣の端っこは削れやすくモールドが潰れてしまいました。



薄めたブラウン系の塗料で目地ごと石垣部分を筆塗りしつつ、目地の暗さを和らげます。



このままでは単調になってしまうので、先ほどの塗料にグレーを混ぜて石垣をランダムに面相筆で塗装します。



タミヤのウェザリングマスターでウェザリングします。

全体的にライトサンド、下側はマッド、上側はサンドに分けて汚します。


うーん、先人の作る石垣のようにはなりませんねぇ..
石垣職人にはまだまだ遠いようです。

モールドがヌルくなった箇所は最終工程の植栽の際に、苔でも生やして誤魔化すことにします。



ちなみに、タミヤのウェザリングマスターはパウダーで使用したいシチュエーションもあるため、茶こしでふるいにかけて、100均の小物入れに保管しています。



【唯一のエアブラシ】
次は天守を含めた建物です。


建物パーツの内側は窓から中がチラッと見えるので、ブラックで塗り潰します。

その後、外壁はホワイトに少しだけグレーを混ぜてエアブラシで塗装します。




屋根は余っていた軍艦色2を使用します。

クレオスからは瓦色も発売されているようです。

クレオスさんはお城の瓦でも、女体の肌でも、シャア専用ザクでも、なんでも塗料にしてくれます。



鯱(しゃちほこ)はネットの写真では緑がかっていたので軍艦色1で塗装します。

今作では、建物・屋根・鯱の基本塗装のみエアブラシを使用し、あとは筆塗りです。



屋根にドライブラシしていったん建物の塗装は終わり、建築?工程に移ります。



【建築現場】


塗装した建物パーツを土台に接着します。

まるで建築現場。


この位置合わせがとても難しいです。

建物の長方形が歪むと、連結する屋根をうまく被せられなくなります。

土台にはガイドは少なく、説明書を見ても取り付け位置がよくわかりません。

少なめの流し込み接着剤で仮止めし、全体の位置合わせを繰り返しながら固定していきます。




天守は4枚の壁パーツを貼り合わせ、階層状の屋根パーツを被せます。

寸分違わずピタリと合います。
感動。


(ほぼ)初挑戦の城郭モデルですが、難しいなぁというのが率直な感想です。

しかし、石垣に表情が出てきたり、建物が組み上がってくると、他のジャンルとは違う楽しさを感じます。

次はいよいよお楽しみの植栽工程です。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。