前職を退職した理由として、「売上を上げろと言われ、それが嫌だったので退職しました。」


さて、このような話をされたとき、どのように受け止めるかは様々でしょうが、私は売上を上げることは当然だと考えています。


売上=悪ではなく、売上=善と思っているからです。


ただ、やっていけないことは無理やり売上を上げるために、お客さんに迷惑をかけてはいけないということ。


イメージとしては、営業マンがしている人が無理やり高額な商品をお客さんに売りつけている。


または、ご先祖さんの罪を浄化してくれる高額な壺を売りつける。


そうして、売上を上げるイメージがあるかもしれません。


結果、売上=悪のイメージがつくのかな?とも考えます。




しかし、そんな商売のやり方が良くないのであって、売上を上げるために自分を磨くことが正しい考え方と思います。


整骨院においては、自分自身が商品となります。


施術をしてくれる先生の良し悪しがあります。


話し方がわかりやすく身体においての知識も豊富で丁寧に説明してくれる先生に人気があるでしょうし、売上を伸ばしてくれる先生と言えます。


その反対で、話し方がわかりにくく、身体においての知識もなく、説明の仕方が丁寧ではないとお客さんに評価されれば、売上を伸ばすことはできません。


売上を上げろと言われるのが嫌、ということは自分を磨きたくない、努力したくないとどうしても私は聴こえてしまいます。





私は、この仕事を始めた時、さほど売上を上げることにこだわっていたことはありません。


もちろん、当時勤めていた整骨院で売上を上げることは望まれていましたが、患者さんが満足されれば、売上が上がると思い、どうしたら満足されるか?において考え時間と労力を使い、勉強し知識を取り入れやっていました。


施術の腕を磨くために練習をし、背骨の歪みを整える矯正法を繰り返し練習し、身体の知識を取り入れるため、隙間時間が空いたら勉強し、勉強した内容をどのように患者さんに伝えたらいいか?の練習をし、どのような人が魅力的で話しやすいのか?などの観察をし、社会人としてのマナーやモラルを身につけるように勉強し、自分の仕事への思いやこの仕事に対して誇りを持つようになり、少しづつ患者さんの理解を得るようになり、ここまでやってきて、自然と売上が伸びてきたように思います。


最初から売上を上げるなんてむりな話ですが、どうしたら売上げを上げるのか?

という思いよりも、どうしたら患者さんが喜んでくれるのか?においてフォーカスした結果、売上に結びついたと思います。


なので、売上=患者さんに貢献できた評価になりますので、売上=善となるのです。


仕事をしている以上、一生自分磨きです。


仕事は、誰かの役に立つこと、貢献すること。


そして誰かの役に立てるように、貢献できるように、勉強し様々なことを経験し自分を磨くことです。



自分を磨くことを忘れないでくださね(^^)