クレド11
「私たちは、人称を上げ患者さんのニーズに向き合い対応します。その為に教養とモラルを身につける様勉強します。」
人称には一人称・二人称・三人称・四人称・・・があります。
一人称は、自分しか見えていない事を指します。
相手を見ていない、興味がない。自分中心で思考している状態です。
二人称は、自分の取る行動に対して、相手から自分がどう見えているかということも考え、思考できている状態です。
三人称は、自分が誰にしている事を行動の対象者だけではなく、周りがどう見ているかということも含めて考え、思考できている状態です。
人(患者さん)が相手のこの志事。人(患者さん)がおられないと成り立ちません。
人(患者さん)から良い評価を得られないと人(患者さん)は来ません。
一人称では、志事はできません。
二人称ではないとこの志事は向いていないでしょう。
自分の事しか考えていない、自己中心的な考え方では、相手から良い評価は得られないのです。
相手がいての志事です。
まず、その事に気づかないといけません。
そして、良い評価を得られるためには、教養とモラルが必要になります。
教養とは、社会人として必要な広い文化的な知識。また、それによって養われた品位。
モラルとは、道徳・倫理。人として守るべき道
患者さんは、すでに社会人として活躍されている方や一戦を退いた方もおられます。
すでに、文化的な知識を身につけている方なのです。
ですから、私たちが文化的な知識や、もちろん身体においての専門的知識を知り、相手に伝わる様な話し方をしないと、良い評価は得られません。
また、モラルにおいても、人として倫理的な方でないと、信用して患者さんは身体を預けてくれません。
人称を上げ、教養とモラルを身につける事が大切なのです。
その上で、施術の質などの技術が向上します。
どうしても、技術専攻で考えておられる柔道整復師の方もおられますが、まず、土台となる教養・モラルを身につけていただく事が必要なのです。