学生さんに「本、読みます?」と聞くと「読んでいません。」と答える方が殆ど。

たまに「読んでいます。」と答える方もいますが、推理小説や文庫本等。

確かに本は本ですけどね(^^;

 

学生さんから整骨院に働くにあたり自分で生計を立てる社会人になるわけですから、いつまでも学生のままの価値観で過ごしていくと、躓いてしまいます。

どのような事で躓いてしまうかと言うと、①時間の使い方②自己管理③人間関係④責任感⑤協調性⑥身だしなみ(アピアランス)になります。

 

①時間の使い方

働くにあたり学生の内ならアルバイトがあるでしょう。アルバイトは時間給になりますから、いるだけで、いる時間だけお金がもらえます。

しかし、社会人は今日1日の成果が求められます。

②自己管理

学生時代は体調が悪かったり風邪を引いたら、簡単に休もうと思えば休めます。

自己責任で済むのです。

しかし、社会人になると少しぐらい体調が悪いぐらいで頻繁に会社を休む事は許されません。

何度も会社を休むと周囲の人からの評判は悪くなります

信頼関係を失います。志事はみんなで協力しないと出来ません。信頼を失えばそれだけ志事がやりづらくなります。

③人間関係

職場には色々な年齢の方が多々おられます。スタッフにしろ患者さんにしろ多種多様です。

学生の内は同年代の集まりですから、価値観も似たり寄ったりの所がありますから合わせやすいでしょうが、社会人となれば色々な方と接する機会が多くなりますので、多様な考え方、捉え方が求められます。自分の主張ばっかりを唱える我の強い方は受け入れてもらえないでしょう。相手の事をしっかりと考えてあげられるような人間性がないとこの志事は勤まらないですし良い人間関係は築けません。

④責任感

学生時代なら約束事があっても気乗りがしない場合、ドタキャンしても謝れば許させますが、社会人になればドタキャンは許されないです。 約束事も必ず守らないといけません。

⑤協調性

志事は一人では出来ません。みんなと協力し合い、楽しい事も辛い事も分かち合いチームとして切磋琢磨し良いものを作っていくのです。

人間関係を良好にする為には、人に協力する姿勢、貢献する姿勢が求められます。

また、人に対し不平不満を言っていると誰も協力はしてくれません。

⑥身だしなみ(アピアランス)

私たちは、患者さんを相手に志事をしています。

私達先生の身だしなみが汚いと、あなたが患者さんなら、また施術してほしいと思うでしょうか?

清潔感のある方がいいに決まっています。何故でしょうか。

それは、清潔感のある方が、しっかりと志事をしてくれそうだからです。

身だしなみが汚いとだらしなく見えませんか?

だらしなく見えると自分の体を預けるのに抵抗を感じます。

 

学生と社会人の価値観の違いなど先に勉強しておけば、躓く事もないでしょう。色々な事を知る上でも本を読む事は重要です。

次回はどの様な本がいいのか?

教えますね。