
ご近所に80歳くらいのおばあちゃん
Oさんが住んでいたんです。
私が庭仕事をしていると、
いつもOさんは、家から出てきて
色々とお話しをしていたんです。
1人暮らしは、つまらない物ですからねー。
話し相手が欲しかったんだと思います。
ある日、私が庭でバラの世話をしていると
いつもの様にOさんが来て
👵「とても綺麗なバラだねー。」
と2人でしばらくバラの話しをしていて
しきりに
👵「いつも庭の花をお父さんの仏壇に飾る
けど、
今の時期は、庭に花が無い。」
と言うんですよ。
そーなるとバラをどうぞ🌹
ってなりません?
私は、あまり花が散らないようなバラ
を切って
仏壇に飾ってもらおうと
Oさんに差し上げたんです。
その時は、オーナーさんは喜んで
持って帰られたんですけれど‥
後日、Oさんのの仲良しさんAさんが
うちの家に来て
👩🦳「ねぇ!この前Oさんにバラの花を
あげたでしょ!?
バラのトゲって、刺さっても大丈夫なの?
バラのトゲに刺さると
死んじゃうんじゃないかと
Oさんが心配してたよ!!」
と私に言うんです。
え〜嘘でしょ〜
バラのトゲが刺さった
くらいで、死にはしないわ
少し怪我する程度
どこからそんな発想が出てきた!?
眠れる森の美女じゃあるまいし
勘弁してよ〜っ
とびっくりしました。
まさかそんな考えを持っている人が居るとは
思いもしませんでした。
Aさんも私に真剣に尋ねていたので、
バラのトゲで死んじゃうと思っていたのかも
しれません。
Oさんは、バラが綺麗だねぇと私に声を
かけながら
あの人は、人に害を与える物を育てている
と内心思っていたかもですね。
それ以来、バラの花は他人にあげるのは
やめました。
トゲで怪我をさせてしまっても
何と思われるか分からない。
面倒ですからね。
田舎のお年寄りには、
考えられない事を信じている人が居ます。