帰国しました。


残暑というより、盛夏といった感じ。

夏と冬の期間が長く、春と秋が短くなってますね。



さて、


米国債の償還に伴う円高を期待しましたが、全くの無風汗

米ドル円・土リラ円を対象にしたVPS上のEAは眠ったまま。


作戦を練り直してみます。



米ドル円


下図が示すように、週明け、週足に基づくSTD20は、緑横線レベルから赤破線と黄縦線の交点レベルまで大きく低下して始まります。


STD20_USDJPY_140815_W1


その結果、週枠チャート上のBB20は収束が強まり、値動きが制限されそうな気配です。


米ドル円 週枠

USDJPY_140815_W1


この点を踏まえ、日枠チャートで細かく見てみると、


米ドル円 日枠

USDJPY_140815_D1


MA20は上昇が続き、週明け 102.20付近に達します。


ここで、ひとつの短期取引が思い浮かんできます。

下値101.75付近を目途に、102.10から買い下り。

102.15で離脱。


リターンは大きくありませんねあせる


土リラ円


6月初旬から、週枠チャート上のBB20は収束を続けてきました。


土リラ円 週枠

TRYIPY_140815_W1


それは、米ドル土リラでも同じです。


米ドル土リラ 週枠

USDTRY_140815_W1


ところが、下図が示すように、週明け(18日)から、どちらもSTD20が増加に(BB20が拡張に)転換しますビックリマーク

メモ: 赤破線と黄縦線の交点(週明けの値)が緑横線(先週の値)より上方に位置すると、STD20は増加


STD20_TRYJPY_140815_W1


STD20_USDTRY_140815_W1


ご存知のように、BB20の収束から拡張への転換期は、大きな値動きが期待されます。


しばらくは、土リラ円の落ち着きどころ(下値)を探ってみるのが無難でしょうね。



久しぶりに、スワップの現状を調べてみました。


Swap比較_140815


土リラ円は少なくなってきてしまいました汗



さてさて




通貨ペアの位置取りを示す 『レートレベル』 という考え方につき、これまで幾度か、ここに記してきました。


過去10年間の高値・安値を基準にすると、週末時点のクロス円のレートレベルは:


RateLevel_140815_crossJPY

米ドル円は中間値を若干上回ったところ(55.14%)に、土リラ円は安値圏(11.81%)に、それぞれ位置してます。


これらの値や評価は、10年前と今日とで各通貨の価値に変わりがないことを前提にしています。


人類や国家の歴史にとって、10年間など束の間で、その間の変化など無視しても差支えない…とも思えますが、通貨価値については、そう言い切れるものではありません。


たとえば、土リラ円の変動を見てみると


TRYJPY_LongTerm


ここ25年余りで、レートは、なんと 1000分の1 叫び


まぁ、これは極端な例で、一般的には、一時的な人為(政策・外交など)的操作が加えられることがあるものの、各国の盛衰を反映した通貨価値の強弱は、ひとつのトレンドとして現われます。


詳細は省略しますが、線形回帰直線を用いて、そのトレンドを算定し、チャート上にレートレベル線と現時点のレベル値を示すインディケータを作ってみました。


使用するデータ期間の選定により線形回帰直線(トレンド中央線)は異なりますが、米ドル円(90年3月から)、土リラ円(02年1月から)に適用してみると


米ドル円 月枠

USDJPY_140815_MN


55.14% → 74.08% に補正、長期トレンドは 『下降気味』


土リラ円 月枠

TRYJPY_140815_MN


11.81% → 53.46% に補正、長期トレンドは 『急降下』


となります。


こちらのレートレベル評価の方が、精度は高いだろうな…と思います。



土リラ円は安値圏で下値は限定的…という判断は危険かも汗



さてさて




夏休み(お盆休み)に外遊が重なってしまったけど、出生地と棲息地が同じなので、あまり支障はありません。


また、外地に出れば、仕事以外は他との係わりが減り、自分だけの時間になるんで、気兼ねなく好きなことができます。


現況にストレスを抱くより、今ある時間を生きましょう。



高スワップな新興国通貨(土リラ・南ランド)の長期チャートを眺めてみました。


米ドル土リラ 月枠

USDTRY_140812_MN


米ドル南ランド 月枠

USDZAR_140812_MN


多少の凹凸を伴いつつも、ここ3年くらい、どちらも通貨価値の低下が継続してます。

この傾向は、対米ドルだけのものではなく、メジャー通貨に対しては共通のもの。 対日本円でも、2012年10月から翌年4月にかけての強引な円安政策時期を除けば、同じです。


足下、BB20は収束の中間段階に差し掛かり、上辺が下がり始めようとしています。

言い換えれば、値動きは階段の踊り場を形成中で、次なる方向を模索中です。


一方、MA20は上昇過程にありますので、下落を期待するには時期早々で、上昇余力の方が優勢と思われます。


今後、さらなる円安を多くは望みづらいでしょうから、スワップ期待によるクロス円の買いは要注意ですね。



さてさて




一旦、帰国しましたが、明日から、また外遊です。


期待が中途半端(?)に示現され、米ドル円で4つの買いポジが建ちました。


米ドル円 日枠 オアンダJP

USDJPY_140808_D1_OandaJP


これは、日枠チャートを基調にした値動きなんじゃないかな…と見てます。


米ドル円 日枠

USDJPY_140808_D1


BB20は収束初期、MA20は上昇中。

週明けは、BB20は収束継続、MA20は僅かながら上昇継続。


102円付近は、今年の米ドル円にとって、もっとも居心地のいい地点のようで、短期的には、このレベルを中心に小幅レンジを形成するかもしれません。


その後、上下、どちらに向かおうとするのか?に注目です 目



あと、土リラ円で、ポツンとひとつだけ買いポジが建ちました。


土リラ円 日枠 オアンダJP

TRYJPY_140808_D1_OandaJP


6~7月の取引レベルから、一段下げてのエントリーです。

今後は、この辺りから下方が取引レベルになってくるんじゃないかな…と期待してます。



米ドル円・土リラ円ともに、下値を探る合間に、たまたま建ったポジであるような気がしているので、週明け、機会が見つかれば、一旦は離脱するつもりです。



さてさて




アメリカのビッグ・イベント週間が終わり、米ドル円は103円にタッチしつつ、102円ミドルで週末を迎えました。

この 『終わり』 という部分に意味があり、来週から月半ばの米国債償還に向けて円高傾向に…と期待してます。


久しぶり、約6ヶ月ぶりの外遊中です。

これほどの間が空いたのは、実に25年ぶりビックリマーク

社会人生活に変調が現れてきたのかも…。



ところで、


8月に入り、7月の月間成績は 3,807.1 pips

昨年と比べると低調ですが汗、今年、1番の成績となりました。


今月も頑張ろう(!)と思うんですが、相場次第ですね。



さてさて




先週も取り上げてますが、

今週はアメリカ関連の大イベントが目白押しです。

7月30日(水) 米・GDP2Q(速報値)

7月31日(木) FOMC政策金利

8月01日(金) 米・雇用統計(7月)



米ドル円では、これらに絡んだ短期的な取引が考えられます。


米ドル円 4時間枠

USDJPY_140725_H4


BB20は拡張が、MA20は上昇が、それぞれ継続中。

週始めのMA20は101.635(日枠チャート上では101.616)。


このチャートでは上昇の余勢を残しているように見えますので、これらのMA20へのチャレンジがあるなら、101.65から101.50まで買い下り、週枠チャート上のMA20(102.01)で決済』 というシナリオが思い浮かびます。


ただし、米・経済指標で予想より弱い数値が発表されると、これまで何度か記してきた月枠チャートから見た長期的な取引に突入するリスクを想定しておく必要もあります。


米ドル円 月枠

USDJPY_140725_MN


来月のMA20は99.6付近まで上昇。



さてさて




どんな背景があるのか分かりませんが汗、ウクライナやイスラエルの緊迫情勢を無視して、今週、高金利通貨買いが進みました。


その恩恵を受け、1ヶ月以上に亘り保有を続けた土リラ円と惜別。


土リラ円 日枠 オアンダJP

TRYJPY_140725_D1_OandaJP



一方、十分な玉を仕込むことなく、予想を前倒しするかのように、米ドル円が上昇。


離脱すべきか・待つべきか迷ったけど、『読み違えた時の深追い、厳禁』 という自己訓にしたがって決済。


米ドル円 4時間枠 オアンダJP

USDJPY_140725_H4_OandaJP



久しぶりに、スクゥエアーな週末を迎えてます。


さて、来週以降、どのように臨もうか、夏休みもありかな…。




18日未明に起きたウクライナ上空に於けるマレーシア航空機撃墜により、市場ではリスク回避の突風が吹き荒れました。


その煽りから、土リラ円は、カチコチの支持線であった47.5レベルを割り込み、3ヶ月半ぶりの安値(47.11)をつけました。


土リラ円 4時間枠

TRYJPY_140721_H4



土リラ円の見通しについては、今月初旬に記したもの(『土リラ円: 長居は無用?』 )からほとんど変わっていませんが、ここに更新してみます。


土リラ円 週枠

TRYJPY_140721_W1


BB20は収束が、MA20は上昇が、それぞれ継続中。

勢力は弱まりつつあるものの、今週・来週、この状況は続きそうです。


位置取りとしては上下どちらにも動けるんですが、6月中旬からMA20を挟み込むようにした値動きが続き、なかなか方向性が現われません。


そんな中、トルコ中銀は、17日、またもや主要政策金利(1週間物レポ)を0.5%引き下げ、8.25%にする決定を行いました。


このように、土リラ円が上昇する事由は、今のところ見当たらないんですがあせる、米ドル円と米ドル土リラ、それぞれの変動のタイミングのズレから、48円前半に上昇することがあるようなら、蓄積してきたポジからの離脱を考えたい…と思ってます。



さてさて





米ドル円は、これまでに何度か記してきた 「月枠チャート上のMA20(現時点では、98.8付近)をターゲットにした値動き」 という期待に沿って動いています。


米ドル円 月枠

USDJPY_140718_MN


今月はあと10日あまりを残していますが、その達成は難しそうだな~と思われます。


というのも、7月の最終週には

7月30日(水) 米・GDP2Q(速報値)

7月31日(木) FOMC政策金利

8月01日(金) 米・雇用統計(7月)

など、アメリカの重要指標が目白押しで、景気回復期待による思惑から、米ドル円は事前に上昇する(もしくは、下げ渋る)ことが予想されるからです。


また、月末ですので実需の円売り・米ドル買いもあるでしょう。


そんなことから、米ドル円の下降を期待できるのは今週一杯(?)


指標結果にもよりますが、来週は短期的な利確の時になるのかも…。



8月の月枠MA20は99円ミドルに達することが推定されています。

米国債の償還を事由に、チャレンジは、そちらでしょうか…はてなマーク



さてさて




ますます、ビール の美味しい季節となり、チャートを眺める時間が少なくなってます。



そんな中、土リラ円では、ガチガチの支持線(47.50)を下抜け、約1ヶ月ぶりに買いポジが上積みとなり合計48個に達しました。


土リラ円 日枠 オアンダJP

TRYJPY_140718_D1_OandaJP



一方、米ドル円では、前回、記した指値(101.75)にタッチ、11個の買いポジが利確決済。


米ドル円 4時間枠 オアンダJP

USDJPY_140718_H4_OandaJP


エントリー初期値を、さらに下方(101.35)へ設定し、買い下がりEAを再稼働中。 5個のポジを抱え、週末を迎えてます。



レート変動は、まだまだ抑制されていて、良好な(?)取引環境には程遠い気もしますが、徐々に活気を取り戻していってもらいたいもんです。



あとで、通貨ペアそれぞれについて、今後の見通しを考えてみます。



さてさて