以前、『値動きパターン』 について、お話しました。
もしお時間がありましたら、ここでのお話と密接な関係がありますので、続きを読み進む前に再読してみてください。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、値動きパターンの繋がり((A) + (A) の形状)、そのものがトレンド・チャネルを表わしています。
ここに、『売り』ポジ(赤↓)と『買い』ポジ(緑↑)を記入してみます。
この図から、(チャネルの幅) = (『売り』ポジ・『買い』ポジの利確幅)ではないことが分ります。 すなわち、上昇トレンド・チャネルでは、
(『売り』ポジの利確幅) << (『買い』ポジの利確幅)
なのですね。
すなわち、利ざやの期待度から見れば、
上昇トレンド・チャネルの場合、エントリーは『買い』のみ
下降トレンド・チャネルの場合、エントリーは『売り』のみ
ということになります。
これは、スキャルピングをなされている方には重要なことでしょう。
次に、『チャンネル・ブレイク』 を、値動きパターンから見てみますと、(A)(または、(C))が、突如、肥大化したもの、または、(A) + (B) の組合せ(もしくは、(C) + (D))であることが分ります。
このチャネル・ブレイクを狙うかどうかは、各人のトレード・スタイルしだいですが、「エントリーポイントをどこに定めるか」、ちょっと定めづらいので、反転(ブレイク)が確認できてからのエントリーと考えるのが無難なのかもしれません。。
これらの点を踏まえて、既成の自動取引プログラムを変更してみます。