天井が高いお部屋の暖房 | シンプルに楽しく暮らす家 ーYUKA@琵琶湖畔のオーガナイズブログー

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ライフオーガナイザー YUKA(遠藤有夏) が
琵琶湖の畔で 自分らしい住まいを作っていく日々。
夫と9歳息子(発達凹凸ギフテッド)、5歳娘の四人暮らし。
2017年まで上海生活をしており、それ以前の記事は上海生活の記録です。

琵琶湖の畔の古い民家で暮らす
インテリアコーディネーター
遠藤有夏です。




実家へ帰省3日目。




福岡だから多少暖かい?
いやいや、
めちゃくちゃ寒いです!




家の中が。




断熱という概念が
ない時代の建物なので、
朝起きると部屋が5℃、
とか、泣!




特に祖母の部屋が寒く、
なぜかな?と
考えてみました。





建築物理学、
特に熱や空気の流れは
大学でも企業でも専門でした。




原因は
天井が高いこと。
断熱性機密性が低いこと。




そして、
エアコンの設定は27度
と高いこと。





エアコンの設定温度を
高くすると
足元が冷える、の法則。




ご存知ですか?




エアコンの暖気が部屋の上空へ
→上空の隙間から屋根裏へ逃げる
→足元の隙間から外の冷気が室内へ



暖かい空気ほど勢いよく
上に昇っていくので
エアコンの温度設定が高いと
足もとはより冷えます。




この法則、
天井高が高いほど、
断熱性機密性が低いほど、
よく当てはまります。




吹き抜けがある建物や
古い建物では起こりがちですので
ご注意ください!




エアコンの温度設定を下げた後、
室内低めの位置に
輻射タイプのヒーター
(オイルヒーター、パネルヒーター)
を追加すると安定的な
暖かさが得られるはずです。




輻射タイプのヒーターは
低温設定ができる製品を!
高温にすると輻射タイプでも
暖かさが上空に逃げてしまいます。






ご参考になれば嬉しいです!