品質管理の有スキル者が不足しているようです。

この現象は品質管理だけではありません。

要因としては、景気回復ではなく、団塊の世代など、従業員のリタイアによるものです。

従業員の年齢構成と退職などによる減少は長期的に予測できていたはず。

景気後退期のリストラにより、それ以前から要因の不足は起きていたかもしれません。

企業は、長期的視点に立った人員対策を取っていなかったことの付けが回ってきた感がありますが、企業ばかりを責められません。

そもそも将来に対する期待が持てないから、人材も含め投資や育成をすることができなかったのです。

安倍首相は、今更ながら人づくり革命などと言っていますが、明るい展望がなければ地に足ついた対策が打たれるはずはありません。

批判の目先を変える言葉遊びはやめ、真剣に将来期待を好転させる成長戦略に取り組んで欲しい。

品質管理 プロが足りない:日本経済新聞

日本経済新聞からお借りしました。