シェアリングエコノミー(シェア経済)、かなりのスピードで普及してきています。

余剰の資源を有効利活用でき、しかも貸与が本業ではないことから、最悪限界費用(追加的に発生するコスト)が回収できればよく、価格も安いのが特徴です。

これが大きくなると、本業圧迫となり、産業自体が崩壊する恐れもあります。

それでも良いような産業ならば良いですが、経済の基盤を損なうことになれば、本末転倒です。

また、何も持たずにシェアだけでやっていくのは、フリーライド(ただ乗り)的なやり方であり、それが大きくなると、ただ乗りしている人たちを支える母体が小さくなり、結局価格が高騰、シェア自体が成り立たなくなります。

シェアリングエコノミーの本質を見失ってはいけないと思います。

私有の概念、問い直す:日本経済新聞

日本経済新聞からお借りしました。