中小企業の経営は依然として苦しいと言われています。

要因の大きなものは円安による原材料高。電力料金もそれ以前から高止まりです。

原価上昇に対し、企業努力による吸収余裕はもうないと言っても良い状況です。

一部企業では、インバウンド観光客などへの販売増など、新たなビジネスにより利益を挙げているところもあります。

しかし、大きな取引を占めているのは大企業との取引。過客に転嫁できないことがネックです。

適正価格で取引できるようにならなければ、アベノミクスによる好転は難しいかもしれません。

それとともに、新分野への進出を容易にするような規制緩和や経営支援政策も期待したいところです。