仕事中、以前勤めていた会社で受けた武島一鶴先生の当事者意識を、何故かふと思い出しました。

「問題は我にあり」

それで、ググってみると、2013年に無くなられたとの情報がありました。

私が受講した時には既にかなりのご高齢でしたから、無理からぬことです。

受講者側にとって好き嫌いの差が激しい研修でしたが、いまだに印象に残っているということは、それなりにインパクトがあったということでしょう。

何と、私はこの研修は4回くらい受けさせられた記憶があります。

当時の経営者が、自社の管理者に問題があり、研修を受けさせたいと思ったのでしょうが、ちょっとやり過ぎでしょう。

自社の業績が悪いのは管理者に原因があると考えるのは無理からぬことですが、改善が見られないのは、そこばかりが原因ではないということです。

本当は経営者自身も考えなければならないところ。他人の責任ばかり追い求めては、経営改善はできません。真の原因を素直に追い求めることで、本当の対策が見つかります。