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今回はウォシュレット一体型便器の紹介です。
ウォシュレット一体型便器・・・何ぞや?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、俗にネオレストやサティス、アラウーノのようなタンクレストイレとか、便座とタンクがくっついたトイレのことのことを指します。
この記事ではネオレストについて紹介しますが、今回はネオレストAHについてです!
ネオレストAHとは、2007年8月に発売されました。
当初はネオレストハイブリッドと呼ばれていて、タンクレストイレの欠点だった水圧の低い場所に設置できないというのを中に隠しタンクを設けることで克服したという特徴があります!
その2年後にはネオレストRHが発売され、フルカバーで覆われていてオシャレなネオレストAHに比べるとシンプルなフォルムで発売当初から2015年まではアプリコットをモチーフにしたデザインでした。
ネオレストAHは何度かモデルチェンジを繰り返しており、発売当初~2012年1月までの前期型、2012年2月~2017年1月までの中期型、2017年2月~の後期型の3つに分類されます。
前期型は2度のマイナーチェンジをしており、2009年8月と2011年2月に行われ、2009年8月には後述にて解説しますが、おそうじリフトが追加され、ハッキリとした機能の追加では2011年2月のマイナーチェンジ時にはワイドビデが追加されました。
中期型は前期型に比べるとコストダウンがやや目立ち、着席センサーは赤外線式から感圧式となり、サウンドリモコン、オートフレグランスとクリーンコート便座が廃止されました。こちらは1度だけマイナーチェンジをしており、2015年2月のネオレストRHのデザイン変更時に上位グレードにはにおいキレイが追加されました。
そして、2017年2月に発売された後期型では前期型に近いフォルムとなり、上位グレードはキレイ便座(※)となり、2019年2月にはネオレスト全グレードがキレイ便座になりました。
※キレイ便座とはINAXが2009年にサティスで初採用した便座。便座に継ぎ目がなく、尿などの汚れが入りにくい特徴がある。TOTOでは継ぎ目のない便座という説明がされているが、同じ手法である。ただ、キレイ便座の方が浸透しており、分かりやすいのでこちらでは敢えてキレイ便座と表記。
前置きはここまでで、ここからが本題です!
スッキリとしたフルカバーに覆われたスタイルがネオレストAHの特徴!
発売当初からその、基本は変わっておらず、スタイリッシュなフォルムですよね( *´艸`)
大きい蓋は発売当初、インパクトがあり、人が後ろにも座れそう(背後霊みたいですがw)な感じでしたww
少し見る角度を変えてみました(・ω・)ノ
便器部のシュッとしたフォルムはネオレストの特徴の1つですね!
右には「おそうじリフト」があり、こちらは2009年8月の前期型1度目のマイナーチェンジ時に追加されました♪
これが「おそうじリフト」です♪
この手のものはINAXがリモコン1つでできる、おそうじリフトアップというものをよく耳にしますが、ネオレストでも地味ながらそんな機能があります!
現在の後期型では方法が変わっていますが、追加当初~中期型までは画像の手法になっています。
手順は動画でやっていますので、ご覧ください♪
引き出すだけでステップとしては見つけられればとってもカンタンです(*´ω`*)
こういう感じで浮き上がります!
少し隙間が空く感じで、この状態で座っちゃダメ!ですが、ウォシュレット一体型便器の最大の欠点であるノズル周辺と便器部の隙間の掃除が可能になりました!
今回、舞台となった場所ではこの機能が駆使されており、とても綺麗な状態でした♪
このランプはやわらかライトです!少しさりげないイルミネーションという感じで、機能的なものではないのですが、青白い光がカッコよさを演出します!
アプリコット系にもF3系以上のグレードを選ぶと付いています!
INAXではほのかライトという便器内や周りが照らされるものがあり、こちらは夜間に用を足す際にも電気を付けなくても良いという利点があります。
ただ、一部マニアからは排泄物ライトアップと称されています…。
こちらは便器内へのライトアップはありませんが、中期型以降はきれい除菌水の噴射があるため、噴射時にのみ便器内がライトアップされます!
こんなイメージです!
本当にやわらかな光でLEDなので、カッコよさがありますよね!
ある一定時間が経過すると消灯しますが、またオート開閉などによって点いてくれます♪
今回はスティックリモコンでした!
しかし、このスティックリモコン・・・妙に機能が少ないですよね?
実はこのスティックリモコンはネオレストAH パブリックタイプで、通常モデルとの相違点が多くあり、リモコンがねじ止めとなり、やわらか洗浄、温風乾燥、洗浄位置調節など細かな機能が省かれてしまいます。
もちろん、通常リモコンを用いることですべての機能が有効にはなりますが、このリモコンだけだと時々あるような「らくらくリモコン」しか用意していないトイレと同じ状況になります(´・ω・`)
便器内はお馴染みのフチなし形状になります!
こちらは前期型、中期型のもので、後期型はINAXのフチレスを意識した形状となり、トルネード洗浄の吐水口は右に1つになりました。
因みに洗浄方式はサイホンゼット式で、鉢内はその名の通り広くなっています!
えっ?流れる様子が気になる?
そんな、声にお応えして、流れている様子の動画を用意しました!
動画を見て頂けると分かるのですが、ゆっくりとした水流で流した後、強力なサイホンを発生させ、ゆっくりと水を注入するという洗浄ステップで、強力なサイホン発生時はやや音がしますが、流れているときは静かなのが特徴です( *´艸`)
これは何だ…?
実はこれ!脱臭フィルターなんです!!
前期型ではウォシュレットのノズルらへんの裏にあったのですが、中期型以降は清掃性をアップさせるためにおそうじリフトアップの近くに設けられ、2010年4月以降に新規発売したウォシュレットは全て右側面の下らへんに薄い板が入る場所があり、そこに設けられています!
フィルターが置いている位置のレーンに置いたように入っており、便器裏の部分に貫通する造りになっています。
意外と気づきにくい部分なのですが、ここはメッチャ!重要です!
ここにほこりや汚れが溜まっちゃうと脱臭としての機能が半減され、音がうるさくなったり、臭いが消えなくなります。
スーパーのトイレとか、パブリックでは私はこの手のフィルターになった機器であれば引き出してみますが、キレイだったということは1度もありませんでした。
見落としてしまう部分ではありますが、ここは本当に徹底しておいて欲しいです!
今回、舞台となった場所ではじめて、私はパブリックで綺麗なのを見ました!おそうじリフトも駆使していて、脱臭フィルターも素晴らしい状態に保たれており、舞台のヒントはハッシュタグにありますが、舞台となった場所の姿勢が如実に出ています!
ウォシュレットやシャワートイレを使っている皆さんは取扱説明書を見たり、手探りで探してみてください!
もし、気づかれていないのであれば、気づいてあげる機会です!汚れていたら絶対に掃除してあげてくださいね♪
最後は便器と便座が一体となった、3ショットです!
便座が蓋に比べるとすごく小さめなのが分かりますが、便座のサイズが普通なだけで蓋がめっちゃデカいだけですw
でも・・・フルに蓋があるとスッキリして見えるし、スタイリッシュですよね( *´艸`)
最後は毎回恒例のプロフです♪
カンタンですが、機器紹介にはプロフィールは欠かせません!
では、プロフをどうぞ!
・発売時期:2007年8月
・モデル時期:中期型後期(2015年2月~2017年1月モデル)
・洗浄水量:大3.8L、小3.3L、eco小3.0L
・排 水 芯:200mm(舞台はリモデル向けのため:可変 255mm~490mm)
・洗浄方式:サイホンゼット式
・消費電力:1281W
・温水方式:瞬間式
・洗浄種類:おしり、ビデ、マッサージ洗浄、ムーブ洗浄、おしりワイド、ワイドビデ
・搭載機能:脱臭、パワー脱臭、温風乾燥、きれい除菌水、スーパーおまかせ節電、室内暖房(AH2Wのみ)、瞬間暖房便座(AH2Wのみ)、おそうじリフト、ノズルきれい
・型 式(機能部):AH2W TCF9897、AH1 TCF9787(※何れも中期型後期モデル)
・型 式(便器部):CS987B(リフォーム用はCS987BM)
いかがでしたか?
今回、登場したネオレストAHは発売当初、ネオレスト史上最高傑作と言われていましたが、このフルカバーのフォルムやシュッとしたカッコ良さには発売当初、それを恥じないな!と思いました。
中期型ではコストダウンの波が掛かってしまったのが残念ですが、基本的なフォルムは後期型の現在に至るまで踏襲されており、その点からも最高傑作!というのは実際にそうだったと証明できそうです♪