今回10回目となるこのカンファレンスは毎回司会の大船中央病院須藤先生による絶妙のマイク回しと参加者の先生方が頭の中身を披露してくださるのが魅力です

いつもは症例2つと須藤先生の小ネタという形が多いのですが、今回は大船中央病院からの短めの症例2つを含む症例3つに須藤先生の小ネタいう形でした

短めといってもやはり『大船GIM』ということでどちらも『病歴』だけでじっくりと議論を重ね『身体診察』の所見から数多くの鑑別診断を検討しました

また休憩を挿んで行われた須藤先生の小ネタでは「もうネタが無い」と仰られながらも今回は先生こだわりの「カメラと写真」のお話を撮りためられた『身体所見』の写真や動画も交えて楽しくお話しいただきました

そして最後の3例目は丸森町国民健康保険病院の山本先生による「四肢の脱力と発熱が主訴の80歳男性」という症例でした

山本先生の病院は90床ほどの小さな病院で検査も多くが外注という中で、病歴と身体所見をしっかり取って必要な検査のみをオーダーしながら診断に迫るという、考える医療を実践されているのが伝わるお手本のような症例でした

という訳で今回も大変勉強させていただきました

須藤先生、この度も貴重な機会を提供していただきましてありがとうございましたm(_ _ )m
p.s. もちろん今回も懇親会でおいしいお酒と料理をたっぷりいただきました

[場所] 大船中央病院
[参加メンバー] 上杉、児玉、松本
こだま