『杏横会』とは日本とハワイで医師および医学教育コンサルタントとしてご活躍されている齋藤中哉先生と杏林大学と横浜市立大学の学生とが中心となって行われている勉強会です。
僕自身3回目の参加となる杏横会ですが、今回は会場として本学を使用していただくことになり、東京医大からの参加者で会場の準備などを担当させていただきました

今回の杏横会は全体のテーマが『patient management』のsimulationということで、前回までの『診断学』を中心としたPBLとは少し趣向の異なるものでした

また、参加者の職種も医師、薬剤師、教員など様々で、各グループに学生以外の参加者が均等に配置され、ディスカッションの司会的な役割を務めてくださいました

題材としては「熱がある患者」と「眠れない患者」の2つをとりあげて、「解熱薬」、「睡眠薬」などを含めたpatient managementについて学びました

PBLの間には齋藤先生はもちろんのこと、齋藤先生の元同僚であられる本学八王子医療センター薬剤部の高坂さんや東京薬科大学の川口さんによる薬に関するレクチャーも提供していただきました

学生は診断に比べて治療の話になると一歩引きがちですが、今回のWSを通して、治療の奥深さと何より楽しさに気付かせていただきました

また齋藤先生の「何でも聞ける薬剤師の仲間を一人作る」ことが有能な医療者になるためのポイントであるという言葉を肝に銘じ、将来は他職種とお互い尊敬できる関係が築ける医師になれるようがんばります

齋藤先生をはじめ杏横会の皆様、本日も楽しい会にお招きいただきありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 本学6階 カフェテリア
[参加メンバー] 上杉、児玉、中野、藤巻
こだま