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このセミナーは毎回一つの症候に対して『東洋医学』と『西洋医学』の両サイドからのアプローチを学ぼうというもので、5回目となる今回のテーマは『関節痛』でした

講師を務めてくださったのは西洋サイドが本学総合診療科後期研修医の遠井敬大先生で東洋サイドが本学麻酔科の矢数芳英先生です

西洋サイドの講師が今回から前回まで担当して頂いた前本学総合診療科の齊藤裕之先生から遠井先生に変更になったということで、僕らとしても心機一転、大変楽しみにしていました

まず、西洋サイドでは「関節痛だから整形外科」一辺倒の医師にならないための「関節痛診療のtips」を教えていただきました

他の症状と同様に『関節痛』の診療でもやはり大事なのは『病歴』であり、またそれが『急性』か『慢性』か、『単関節』か『多関節』かといったフレームワークに当てはめることがポイントであることを学ばせていただきました

そして、続いて行われた東洋サイドでは、特に慢性の関節痛に対して、症状から考える処方のアプローチを教えていただきました

関節痛のファーストチョイス「防已黄耆湯」を中心に、「熱感が強い」、「冷えがある」といった症状の違いに対応するためにプラスする方剤など、「一対一」で終わらない漢方診療を学ばせていただきました

また、両先生ともレクチャー内で実際の症例を提示してくださったので、学生でも臨床の雰囲気をイメージしながら楽しくお話を伺うことができました

矢数先生、遠井先生、本日は貴重なお話をありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 本学西新宿キャンパス 第1研究教育棟4階 第2講堂
[参加メンバー] 上杉、加藤、菊野、児玉、中野、濱口、山口
こだま