方剤学シリーズとしては4回目となる今回のテーマは「血の病態/血瘀に使う方剤」でした

『血瘀』とは漢方の基本物質の一つである『血』のめぐりが悪くなっていることを表す病態で、症状としては「しみ、くすみ、月経痛、刺す痛み、青あざ」などがあります

従って、これらの症状を特徴とする女性の月経にまつわるトラブルには『血』をめぐらせる薬、すなわち『活血薬』の入った方剤の適応となります

世間でも『活血薬』の代表である『桃仁』の入った、『桃核承気湯』や『桂枝茯苓丸』を常用している女性は多いのではないでしょうか

という訳で、今回も大変勉強になるセミナーでした

矢数先生、本日も貴重なお話しをありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 本館6階第2会議室
[参加メンバー] 田中、児玉、松本、山口
こだま