『Code LaRa 2008』@鳥取 | DOCS日記

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DOCSの活動を報告するブログです

11月22・23日は鳥取大学で行われた、学生主体のWS『Code LaRa』に参加しました。

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LaRaという名前は、『左手にACLSを、右手にAnother Life Supportを..』からきています。
今まで数々のWSに参加してきた6年生たちが、各自でWSを作って知識を広めるというコンセプトでした。

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参加者は医学部4~6年生が主でしたが、看護学部の学生や救急救命士の学生もいて、それぞれの特技や魅力が引き出されたWSができあがりました。

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内容は、T&AやPALS、外傷患者への初期対応・・・など盛りだくさんでした。 ここに一部を紹介します。

T&A(Triage&Action)・・・複数の患者さんの症状を聞いて、グループで疾患の重症度別に緊急処置か入院か、帰宅かを判断します。重大な疾患が隠れている可能性を示す、レッドフラッグサインを見分けることがポイントでした。
PALS・・・小児に対する救命処置です 患者の状態を確認し、引率者であるお母さんから事情を聞き、何を行うべきかを考えます。
急性腹症・・・腹痛を訴える模擬患者に、症状から鑑別診断をあげ、検査をオーダーして、疾患とその治療を考えます。

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その他にも、アイスブレーキングとして包帯の巻き方を練習したり、看護師の仕事(右側麻痺をもった患者さんが、ベッドから車いすに座る際の補助の仕方)の体験も行いました。

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私はWSの説明をする先輩方のプレゼンテーションが、ポップで親しみやすいのに、的確に趣旨を伝えていることに感銘を受けました。
誰もが知っているキャラクターたちが、私たちにWSのポイントを簡潔に分かりやすく教えてくれるのです。
WSに対するファーストインプレッションを決めるプレゼンが面白くて、私は内容を実践するのが楽しみでした。
このように参加者のモチベーションをも動かせるなんて、プレゼンはやはり大事なものなんだなぁと感じました。

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あと、私個人としては、ランチタイムに行われたお話も大好きでした。
特に『看護師と医師とが良好な関係を築く方法』なるセミナーが印象的でした。
このお話は今まで気になっていても聞けなかった病院の実際を聞くことができた、とても貴重な機会でした。
やっぱり、医師も看護師も人間ですから、想いあうことが大事ですよね。
患者さんだけでなく一緒に働いてくれる看護師さんの気持ちも考えて、仲良く働いていけたらどんなに素敵だろうなぁと思いました。

雪がつもる大山が見守る中、心の熱い学生のみなさんにお会いできて、とてもいい刺激を受けました。

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LaRaを企画してくださった先輩方、素敵なひと時をどうもありがとうございました。

[場所] 鳥取大学医学部米子キャンパス
[参加メンバー] 上杉、児玉、藤巻、松本

まつもと