『T&Aコース』とは京都大学の山畑佳篤先生と本学の齊藤裕之先生が中心となって考えられたコースで、総合診療医、家庭医、研修医などを対象に迅速な初期診断および初期治療が必要な疾患への対応を『うごきながら考え』て修得することを目的としています

今回のコースはスタッフ約30名、受講者約30名、6ブースの規模で午前、午後の2回行われました

また、今回行われた『T&Aコース』は特に開業医の先生方を対象とした『プライマリ・ケア ver.』で、内容は『ショック』、『胸痛』、『発熱・頭痛』、『何となく変なんです!ー在宅編ー』の4つでした

開業医のsettingでは必要な検査や治療を行う設備が揃っていないことも多く、後方病院への転送の判断が重要になります

そこで今コースでは、各シナリオを通して『救急初療』、『身体所見・現病歴』から疾患を鑑別し、『最低限の治療』をして、後方病院に転送する練習が繰り返し行われましたo(^▽^)o
僕ら学生の段階では『症候』別に疾患を学ぶ機会が少なく、また『critical』な疾患の重み付けも苦手とするところなので、今回のコースに参加させていただけたことは非常に有意義でした

『T&Aコース』は『総合診療』をご専門とされている先生方の、『救急医学』との架け橋となるコースを作りたいという思いから生まれたそうです

総合診療医の先生方の他の科に対して積極的にapproachされる姿勢からは学ばせていただくことが非常に多いですね

今後も『T&Aコース』の『小児 ver.』などが企画されているようですので、とても楽しみです

齊藤先生および今回参加された先生方、本日は貴重な機会を与えていただきましてありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 東京都医師会館
[参加メンバー] 猪原、上杉、加納、田中、児玉、松本、沖久、山口、徳富
special thanks to 川崎、手塚(筑波)、鵜飼さん(聖マリ)、鈴岡(国看)
こだま