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ゆっくりのんびり行こか

神社仏閣巡りが大好き。コロナが収まってきたので、慎重に再開しました。藤井風さんの音楽を知って、後悔の苦しみを手放し、小さな幸せに感謝する日々。「今」を大切に生きたいです。

藤井風さんの実力を知らない人の中には

イケメンだから、おばさんがキャーキャー言ってる

とか言う人がいるんですが。

次に紹介する、ビバラロックでMCを務めたダイノジさんの動画を見れば、それは違うということが分かりますよ。

男が惚れる男なんですよ~照れ

別所哲也さんの推しはよく知られていますし、関ジャムでも音楽業界の方々から絶賛されていました。

まずはこちらをご覧ください。藤井風さんの魅力を熱く解説してくださっています。


たくさんのアーティストを知っていて音楽に造詣の深いお二人が、藤井風さんの歌を聴いて言葉を失ったそうですから、風さんの実力は本物です。お二人の言葉で言うなら
国宝級😆


藤井風さんが歌い始めると、会場の空気が変わるのを久々に見た。今までそれを感じたのは、KING NUEと藤井風。

歌舞伎の見得みたいに、目線1つでグウッと(胸が)なって、男でもうっとりする。
あの人が作り上げた世界に染まっていく。劇場型。

この風浴びちゃったら無理。

本物に緊張して、(会っても)目が合わせられない。

・・・同性の男の人でもこれですから、老若男女魅了してしまいます。


このお話の中で興味深かったのは、岡山弁のリズムのことです。「ロックに日本語はノリにくいと言われてきた」という話から、

・岡山弁って、リズムとして示唆に溢れている事を証明している。
例 何なんw

他にも、「何じゃったん」、「ワシは言うたが」なんかも、岡山弁のリズムにノッテるところですよね。確かに、「僕は言ったでしょ」だと、気が抜けたサイダーみたいです。岡山弁だと男臭さが出る感じ。

・本来言語がもっているものの土着的な魅力を引き出している。

これは、目から鱗の考えでした。こんなことを今までした人がいなくて、だからこそ新しいんですね。

風さんの魅力は語り尽くせないけど、少しは分かっていただけるかしら。

ところで、反論したいのが「里庄町は1000人くらいの村」ってとこ。

藤井風さんは、YouTube「Artist on the Rise」の中で町のことを「大人も子どももみんな仲良し、みたいな場所」と紹介してましたね。

里庄町は岡山県の南西に位置し、山陽本線と国道2号線が横切っていて、山陽自動車道の鴨方インターにも近く、交通の便が良いので、決して田舎ではないです。浅口市と笠岡市の間の、いわゆる「町」。

風さんの「わし」が田舎感出してるだけで😁(でも、確かに「わし」or「わい」って言うらしいです。里庄町在住の知人のお子さんとかも)。

町の人口密度は、岡山県内で5位なんですよ。(岡山市を1つと考えれば4位)
「都道府県市区町村ランキングサイト」より。ちょっと古くて2010年の数値

里庄町 893人/k㎡ ←北側に山

<参考>イメージしやすいところで
京都市左京区 684人/k㎡ ←東側に山
(平安神宮~南禅寺~銀閣の辺り)

しかも、お父様がビートルズやビーチボーイズのカバーバンドをされていて、英語の発音が良かったと、先日のアフタートークでおっしゃってたから、やっぱりおしゃれな一家ですよね。

家が自営をされていると、学校の休みと店の休日が合わなくて、家族でお出掛けするのはできにくいでしょう。だから、風さんが県外に出ることがなかったというのも、決して田舎だから出なかったのではないと思うのです。

音楽にあふれた温かな家庭、町の人との良好な交流、落ち着いた環境の中で育まれた風さん。今も町ぐるみで風さんを応援しているとか。こんな里庄町だからこそ✨天才藤井風さんが生まれたのかもしれません。