来年度に向けて今から考えて欲しいこと | ゆっくりのんびり行こか

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神社仏閣巡りが大好き。コロナが収まってきたので、慎重に再開しました。藤井風さんの音楽を知って、後悔の苦しみを手放し、小さな幸せに感謝する日々。「今」を大切に生きたいです。

(注)もちろん、今現在の学校教育について考えることが最優先ですよ。それに平行して、ということで。

学校の1クラスの人数についてです。

今は40人学級(35人学級)だと思います。

そのため、うちの辺りでは、現在は1クラスを半分に分け、2教室を使って2人の先生が勉強を教えています。

子どもたちは一日おきに登校し、担任は子どもを変えて2回同じ授業をするという方法です。

2人の担任で、2クラスの子どもたちの勉強を教えるということです。

勉強は、例年の半分しか進みません。
クラスのまとまりもありません。
担任の先生との関わりも少ないです。

現状では仕方がないと思います。

他の地域では、どのように取り組まれているのでしょう?今の人数で教室で学習できているのかな(テレビで見たのは、1クラスを3つに分けていました)。

コロナとは長い付き合いになると言われています。少なくともワクチンができ、治療法が確立するまでは。先日「それは3年くらい」とテレビで専門家が言っていました。

それならば、来年度は、コロナ対応のクラス編成にしないといけないと思います。

つまり、はじめから少ない人数のクラス編成にするということです。

それが何人になるかは、教室の広さとソーシャルディスタンスをとった机の配置で人数が決まると思うので、文部科学省が基準を決めることができると思います。

問題は、
①先生の数が2倍(以上?)になるということです。
②学校によっては、教室が足らなくなるかもしれません。

県の予算にも入れないといけないでしょう。

一時的に先生を増やすだけなら常勤講師という手もあるでしょうが、すでに「今、産休代員の先生を見つけるのが大変」という話を聞いたことがあるので、先生を急にたくさん増やすのは難しいです。

安倍首相が作らせた教員免許状更新制度のため、更新してない人は授業できません。

あれやこれや準備をするのに時間がかかり、お金がかかります。

考えれば考えるほど、これから数年の教育をどうしていくのかと心配になってしまいます。

でも、西欧並みの少人数クラスにするチャンスとも言えます。ピンチはチャンスなのです。

お子さんをおもちの親御さんは、今も大変困っているけど、これからも心配でしょうね。

子どもの1年の比重は、大人の1年とは比べ物にならないくらい大きいです。だからこそ大事です。

今、学校に通っている子どもたちが不利にならないよう、想像力をもって見通し、早めに考えてあげて欲しいです。