やっと落ち着いたのが、東急ジルベスターコンサートでボレロを見た時。日が変わるギリギリです。
毎年カウントダウンはこの番組だけど、今年はいつもと雰囲気が違いました。後で訳が分かります。例年、新年になった瞬間、音を立ててテープをとばしたりして賑やかに迎えるのですが、今年はダンサーが最後の舞台ということで、スタンディングオベーションの様子をうつすなど、しばらく余韻を味わって敬意を表していました。
それにしても、素晴らしい踊りでした。カウントダウンそっちのけで見入ってしまうほど。終わった後、みんな汗で体が光っていて、どれだけ激しい踊りなのかよく分かります。全体がとても揃っていて、それでいてソロは力強くて。見れてラッキーでした。
その後はNHK に戻って「年の初めはさだまさし」を座り込んで見ました。毎年楽しくて大笑いします。初笑いですね。
ところが、今年はラストで涙が止まらなくなりました。涙が噴き出したというのが正しいかも。止められませんでした。
何年も医者を目指し続けた、高い志を持った若者のハガキ、難病の息子さんの母からのハガキ、笑いを心がけて重い病気から回復し職場復帰された方からのハガキを紹介した後、さださんが
諦めてはいけません。必ず道はあります。それを信じながら私たちはこれから一日一日、まず生き延びる努力をしましょう。(中略)今治らなくても1年後には2年後には治る可能性があります。
と力強く話したのです。
ここ数日、悶々と悩んでいたことのツボにはまってしまったというか、落ち込んでいた底から救い上げてくれたというか。
何か希望の光が一条さした気がしました。
悪くは考えないようにしていたけど、やっぱり先が見えない強い不安があったんだなあ。
これからどうなっちゃうんだろう
症状は
仕事でせざるを得ないしぐさが病状を悪化させてしまうのなら、体のために仕事を辞めた方がいいのかな
ほんとはやりがいのある大変な仕事を希望したいけど、体のために軽めの仕事に回してもらう方がいいのかな
仕事をとるか体をとるか。
ってね。
でも、「取り合えずいけるところまでいってみよう」と心が定まりました。辞めてしまうのは寂しいけどやり抜く力は保証できないので中庸で、できない仕事は配慮してもらい、笑顔を心がけて。
暗い年末から明るい年始へと、さだまさしさんが変えてくれました。
さださん