最初は相国寺。秋の特別拝観期間です。
初めての参拝ですが、ここが金閣寺や銀閣寺等の総本山とは知らず、なんと初心者なことかと我ながら恥ずかしく思いました。広い敷地なのに、同志社大学と同志社女子大学の間から入っていって、急に開けるのが不思議な感覚。
法堂では迫力の龍を見ました。最近は針治療のお陰で天井の龍が見上げれます


開山堂にも行きましたが、紅葉はまだ。もう少ししたら、さぞきれいなお庭になるだろうなと思いました。まだ人の少ないお庭を静かに眺めることができました。お庭には二種類あって、表の石の庭、裏の樹木が植えられた庭を確かめることができました。語り部の方が教えてくださらないと気づかないままだったでしょう。
次は嵯峨清凉寺。
二度目の参拝です。一度めは嵯峨豆腐の森嘉に行った際、近くにあったから行ったという、まったく予備知識なしの参拝だったので、何も覚えていませんでした。
ここは読経と太鼓の後、幕がスルスルと上がっていき、木像釈迦如来様を拝めたのには感動しました。団体だからお坊さんの解説と同時に御開帳していただけたんでしょうかね。思わず眼鏡をかけてまじまじとお顔をながめました。柔らかな微笑み

お昼は境内の中のお店で精進料理をいただきました。
最後は大覚寺。
行って気がつきました。ここ、嵯峨御流の生け花のお寺だったんですね。私も20代の頃一時、七宝で生ける嵯峨御流を習っていたんですよ。表千家の茶道も一緒に習う教室だったので、仕事の後行くのはしんどくなり、長続きしませんでしたが。懐かしい。
御所風の建物や金色の蝉

また、五大不動様を拝むことができて嬉しかったけど、語り部の方に教えていただかなければ、2種類ある五大不動様の価値が分からなかったです。私は見る目がないです。
美しい池が人工池と知って昔の知恵は凄いなあと感心。時間がなくて池の周りは回れなかったのが残念でした。
お土産はこれ。

ごま豆腐です。まだ大事にとっていて味わっていません。
秘仏巡りなので、純粋な参拝とは少し違いますが、語り部さんやお坊さんのお話があり勉強になります。
そろそろ紅葉
