一年に数回、私たち家族はカニをとりに行きます。家から車で15分ほどの場所のところと近場です。今回は10月に獲りに行っ時の写真です。

カニといっても日本の蟹とは種類が異なりマッドクラブといって、直訳すると「泥蟹」なんですが、マングローブの根元などの泥があるところに生息しています。昼は巣穴に潜み、夜は巣穴から出て活動し、満ち潮に乗って餌をとりにきます。



オーストラリアの田舎でのんびり生活

ということで、夕方にカニのクラブポット(カニ採るための網)を川に潜ませ、翌日の朝ごろ収穫しに行くようにしています。





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カニを引き上げたときは引き潮でした。娘こけてます(苦笑)設置はいつもパパと娘の仕事となってます。





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2つポットを設置して、1つのところに3匹、もう1つのポットに1匹という結果に。まあまあの数ですね。娘も息子も蟹が好きなので毎回獲れると大喜び。息子はちょっきん、ちょっきんのところがお気に入りでずっと見つめていても飽きないようです。





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このように自然にある蟹を獲ることは許されていますが、「リーガルサイズ」というのがあり、クィーンズランド州では甲羅が15cm以下のものはリリースしなければなりません。「バグリミット」というのもあり、一度に10匹以上持ち帰るのは禁止です。尚、メスは必ずリリースしなければならないので結果的にたくさん獲れたとしても、持ち帰る数が10匹に達するなんてことは今までありません。




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我が家の場合は、収穫後すぐにビニール袋にいれて凍らせてしまいます。とにかくはさみで指をきられてしまいそうなので、元気なときの扱いはちょっとこわいんです。




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そしてきちんと凍って蟹が天国に行ってしまったら調理となります。獲りたてなので新鮮そのものです。


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こちらは蟹を分解?!したところ。そのまま蒸して食べてもおいしいです。オーストラリアでは高級食材とされているマッドクラブ、シーフードのお店でもキロ25ドル、30ドルなどしますし、レストランで食べると1匹100ドル以上というところもあります。


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この日はこの蟹をチゲにしてみました。蟹のダシがよくでていて本当に美味!中身もぎっしりつまっていました。時期にもよるんですけどね~。蟹や他のシーフード、そして野菜をいろいろいれてチゲにしたのですが、濃厚だけどさっぱりして辛い!といった感じになります。


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大自然の恵みを頂き家族全員ご満悦といったところでしょうか。