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SR400と行く、日本の旅

夏のツーリング中は、ほんとにバイクの人とすれ違わなかったし、どこかで一緒になることも少なかった。

さすがに人気の観光地で昼食時とかだと、同じような旅のバイクに会いはしたが、それでも例年に比べたらほんとに少なかった。

 

そんな中でも、時々とんでもなくバイクがたくさんいる道の駅なんかもあって、それはもういろんな種類のバイクが数え切れん。

 

でも、そんな中でもSRくんの始動音はすぐわかる。

 

ん?

と思って振り返ると、新型SR。

 

ん?

と思ってそっちを見ると、新型SR。

 

ん?

と思ってこっちを見ると、新型

 

 

 

 

新型ばっかじゃーい!

新型は、なんか音がちがう。

マシンノイズもない。

独特だからすぐわかるけど、新型いいなぁとも思う。

 

 

 

 

 

そんな中、安房峠西のドライブインで、荷物がアイスクリームの立体看板にぶつかって倒してしまった。

大きな音で気がついて振り向くと、件の状態で、すぐ自分の荷物が当たったんだとわかった。

すぐそばのバイクの人が建て直そうとしてくれてて、僕も慌てて向かって最後の組み立ては自分でやった。

が、

これはもう体裁悪い。

超混みでたくさん人がいて、ものすごく注目されてるし。

 

手伝ってくれたバイカーさんには礼を言って、昼飯は無理だなぁとすぐ走り出した。

が、

そういえば、あの看板はお店の持ちモンだよな?

何にも言わずに来たわ。。。

と思い至り、大分走ってしまってたけどすぐ戻った。

お店の人はたぶん全部見てたんだと思うけど、気づいてなかった体でおばあちゃんが出てきてくれて、なんともないわい、丁寧にありがとうなどと逆にお礼を言われてしまった。

その後、横のコンビニで出発準備中のバイカーさんに来た方向とか天候とか(安房峠は絶賛曇ってたから)聞いて、ついでにそばのラーメン屋が旨かったと聞き、そこへ行くと『大変混んでいるので待てる方のみ食券をお買い求めください』など書いてあってびびったが、既に混んでる時間は過ぎててすぐ食べられたが、食べ終わった頃にはまた劇混みになってて、超ラッキー。

 

やっぱ、正しい行動は幸運を招くと思った次第。

 

 

 

雲の中の安房峠 峠の茶屋跡地