秋の京都へいってきました。

今回の一番の目的は高台寺の秋の特別拝観。

打掛の制作をお願いしている山口美術織物さんの展示会にお邪魔したあと高台寺へ。

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まずは『琳派と祝言』こちらの展示へ。

残念ながら展示物は撮影禁止だったため写真のアップはありませんが、確かにありました!
高台寺に縁のオリジナル打掛がーーー!!!

しみじみと打掛を眺め、この高台寺に縁の打掛を飾らせてもらっている目の前の状況が、夢か現実か… と、なんとも不思議な心持ちでした。

縁-enishi-を初めて9年。創業当初の私には想像もしていなかったことでした。

「いつか、オリジナルの打掛を作りたいんです。」

約二年前、そう口に出した日から目に見えない何かが動き出した気がします。


自分の中に情熱があるのなら心の中で秘めているだけで無く、口に出してみる。

笑われることもありますが、その情熱に感染してくださる人がいたり、「あっちに行ってみたら?」と助言してくれる人がいたり、そして情熱のある方と巡り会えたりします。

不思議なことのようですが、ごく自然なことなのです。



打掛を眺めたあと、日が落ちてきた頃に高台寺の枯山水のお庭で行われたプロジェクションマッピングを楽しみました。




その後、もうひとつのプロジェクションマッピングを観るために二条城へと移動。
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昨年も観て感動したアートアクアリウム城。
今回は琳派400年記念バージョン!

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芸妓さんの『金魚の舞』まで堪能しました。

今回はスタッフの長谷川と二人旅。

本物に触れ、感じる心を磨く旅。

二条城の夜。おでんと熱燗で語らいました。


翌日はもう一つの訪問先の古代友禅さん。

まずは友禅体験。

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教えていただきながら、作品を作ります。
長谷川はタンブラー。
私は扇子。約30分で完成しました(扇子は後日発送です)

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友禅染めの高田先生に作業を見せていただきました。

そして、そして…。

こちらの会社でコレクションされている江戸時代の小袖や夜着など拝見させていただき大興奮!

こちらの会社では江戸時代の小袖からその複製を創作されていらっしゃいます。

その作品の凄さと言ったら…。

頭をハンマーで3回くらい殴られたようなショックでした。
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写真では伝えきれませんが、「これぞまさに求めていたもの!」でした。

大胆な意匠に繊細な手仕事。絶品でした。

そんな美しい着物を次から次へ見せられてもう私の脳はオーバーヒート寸前でした。


美しいものを目の当たりにして吐きそうになる私。
安心してください。吐いてませんから。


古代友禅さんをあとにして、帰りの新幹線の前にもう一箇所。

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京都国立博物館です。

琳派400年の記念の今年。
京都ではこの一年、色んな場所で多くの琳派展を開催しています。
その中でもおそらくNo.1の規模ではないかと思われるこの京博の琳派展。

今回はタイトなスケジュールのため、断念していたのですが、マネージャー長谷川の「いきましょう!大丈夫です!」のひとことで行くことに。

昼食をとらなければ1時間半の時間が出来る。

パリのオルセーではもっと短い時間で回った私たち。
今回も強行することに。


琳派の巨匠たちに会ってきました。

時代を超えて愛されるものには理由があります。


今回もタイトな時間でしたがそんな愛される理由をたくさん発見できた旅でした。












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