(2019/10/11 記)
清荒神清澄寺から帰宅しての夕方、既に位相が進んでいた月を久々に見て、
玄関廊下側に機材を出しました。
ETX-90鏡筒+微動雲台+Vixen PL40mm+FinepixF31fdのお手軽設営一式です。
近隣も穏やかな良い方々ばかりではなく、こちらが通行の邪魔(というほどではない
ものの)のお詫びと一緒に挨拶をしても、無視して行く者(基本は分譲であるこの
マンションで、所有者が借家扱いにして、そこに入居して来たような"本来ここに在らざる"
世帯)も居るので、こちらも低次元の振る舞いに気分を害したくなく、手早く設営して
撮影が終わったら直ちに撤収したいところ、ギリギリのところで雲が邪魔したまま、
動きません。笑えるほどギリギリをずっとキープしていました。呆れます。
見かけ(相対位置)がそうであるだけで、絶対位置は全く違うにも関わらず、月が雲に
引っ掛かって、雲が頑張っても流れ去ることができないかのような動きでした。
ようやく雲がクリアになって撮影開始です。
FinepixF31fdの最大ズームで構図から上下が切れた2画像はICEで自動つなぎ合成を
しました。前回と異なり、それが可能な程度には気流は安定していましたので。
でも長辺2000pixels以上の大きめの仕上げは、少し無理気味だったかもしれません。
もう夏場のような、とても安定した気流状態ではないのでした。
ご覧いただきありがとうございます。