更新頻度が低すぎます。笑
今日は、「言語的相対論」のお話
なんやそれ!
英語を話せるようになりたい!と思う理由は人それぞれだと思いますが、
私は高校生の時、
「サピアウォーフの仮説」とも言われるこの「言語的相対論」の話を教科書で読んでプチ衝撃を受けまして、
外国語をもっと勉強したいなぁと思うようになりました
今からするお話は、先日6月21日(金)に
「英語イラスト辞典でコミュニケーション!」の講座を受けてくださった方たちにお話しさせていただきました
●
あなたは、これは何色だと思いますか
多くの人は青色と答えますよね。
●
では、この色は何色だと思いますか
緑色と答える人が多いと思います。
でも、国境を越えると、これを2色とも
「青色」
と答える人たちがいるのです。
彼らは 私たちと色の見え方が違うのでしょうか
いいえ、おそらくそうではないのです。
この2色を区別する「言葉」がないのです。
前回のイラスト辞典の講座は「色」がテーマで、
世界の虹の色の話をさせていただきましたが、
虹の色を8色という国もあれば、なんと2色というところもあるのです
2色というところでは、虹の色は「赤」と「黒」と表現するんだそうですよ
これは、私たちの知っている「赤」と「黒」の2色の虹が見えているわけではなく、
色を細かく区別する語彙がないということなんですよね。
語彙が少なければ その分思考は単純になると思いますし、
(決して差別的な意味ではなく!文化の違いですね!)
語彙が多ければ、物事をより複雑に、詳しく考える機会が増えるということになります。
小さい赤ちゃんにとっては 犬も猫も同じようなものに見えるかもしれません、
だって赤ちゃんは、「犬」と「猫」という言葉を知らないので
犬と猫を区別するものは、「犬」と「猫」という「言葉」なのかもしれない、ということですね
見え方の違いやあなたの思考をつかさどるのは、
「モノ」なのか「コトバ」なのか、
あなたはどちらだと思いますか
鶏が先か、卵が先か、みたいな話ですかね
とりあえず1つ言えるのは、
操れる言語が多いと、思考も複雑になり、
その言葉を話す文化の人たちの考え方をより深く理解することができるということかなと
こんな観点からも、英語を話せることにメリットがあると言えるかもしれませんね
ちなみに「英語イラスト辞典でコミュニケーション!」の講座では、
ママが「学ぶ楽しみ」を大切にしてほしいという思いから、
こういうウンチクを大事にしています
次の開講は9月になりますが、是非また遊びに来てくださいね
本日もブログにお越し下さり、ありがとうございました
Enhance 高野淳子
*Enhanceのすべてのレッスンの代金の一部は、アフリカの子供たちに給食費として送られます。
*Enhanceで配布する歌詞カードは、JASRACの許可を得ています。
講座のご予約・お問い合わせはこちらからお願い致します。
友達追加でご登録の上、トーク送信をお願い致します
*Nano-English*ホームページはこちら