低インスリンダイエットはどうなの? | 比嘉一雄の『えびすメソッドで賢く理想のからだに変わる!』~世の中から10トンの脂肪を減らします!~

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東京大学で石井直方先生のもとダイエットや運動の研究をしながら活動するハイブリッドトレーナー比嘉一雄のブログです。研究と現場を繋げるようなハイブリットな男になりたいです!ダイエットに魔法はありません。でも近道はあります。えびすメソッドで賢く痩せましょう!

こんにちは!

「研究」と「現場」のハイブリッドトレーナー
比嘉一雄(ひがかずお)です!



低インスリンダイエット。





昨今、最も信頼されているダイエット法の一つです。





どのようなものか簡単に説明すると、





通常、糖分(砂糖、米、パン etc.)を摂取するとインスリンという物質が分泌されます。


インスリンとは脂肪、筋肉などのあらゆる細胞に糖分をエネルギーとして取り込むホルモンです。





そこから、アメリカの博士、ロバート・アトキンスは

「脂肪細胞を増加させないようにするために

 インスリンの分泌を出来るだけ少なくするんだ。

 よし!炭水化物の摂取を減らしてしまえ!」


という考えに至ったのです。








なので、低インスリンダイエットはアトキンスダイエットとか


ローカーボ(低炭水化物)ダイエットとか言われたりします。




低インスリンダイエットは理論的に構築された素晴らしいダイエット法です。





○○を食べるだけ!○○を塗るだけ!という怪しいダイエットとは全く性質を異とするものです。



しかし、このダイエットも完璧、パーフェクトではありません。





よく、言われるのは、脳のエネルギーになり得るのは糖質のみなので


それを制限するのは、仕事などに影響がでるので止めたほうがいい、というものです。





確かに、それもありますが、もっと直接的にダイエットに関わる欠点があるのです。



それは、上述したように、インスリンは脂肪にも「筋肉」にも作用します。




ということは、炭水化物の枯渇状態が続き、低インスリンな状態が


続くと、筋肉は全く成長できません。


さらには、炭水化物の枯渇が続くと、当然カラダが糖質を求めます。





そうなると、副腎皮質よりコルチゾールというホルモンが分泌され


筋肉を分解し、筋肉より糖質を補給します。





低インスリンダイエットを続けていると筋肉が衰えてしまうのです。


筋肉の量が減ってしまうと、当然基礎代謝、熱産生が減少するので


太りやすい体になってしまいます。





ダイエットをしているのに、目先の体重についひかれて


逆に太りやすいカラダを一生懸命作ってしまう。


今のダイエットの世界の流れだと思います。




ではどうするか・・・。





皆さんならもうわかりますよね?