私は日本で高校卒業後、アメリカに語学留学をし、語学学校後はコミュニティカレッジ(短大)へ、そして、1年半後4年制大学に転校しその大学を卒業、さらにビザを使って1年就業し、合計6年間アメリカで暮らしました。さすがにここまですれば、誰でも英語が出来るようになると思います。

 

片や、私の兄弟は日本で大学を卒業し、そのまま外資系企業に就職。バリバリの理系なので、コミュニケーションが上手とはお世辞にも言えないですが、NHKのラジオ講座で、現在に至るまで、毎日毎日コツコツ英語を勉強し続けています。若かりし頃のエピソードで、海外の上司が日本に来た時、食事に一緒に行って、"What kind of meat is this?" みたいなことを聞かれて、やっと言えたのが "pig" だったそうです。 "pork" が思いつかなかった…と。

 

牛肉はそのままbeef、鶏肉もそのままchickenなのに、不思議ですよね。でも農場が身近なアメリカでは、pigのイメージは、喜んで泥に飛び込み全身をこすりつけたり、エサに顔中を突っ込んで食べていたり、かなり汚いとか不潔な感じだったりするので…食べ物とは分けたい気持ちなのかな…。

 

Anyways, うちの兄弟、今では直属の上司が日本語を話さない外国人ですし、英語での会議にも頻繁に参加しております。つまり、留学しようが日本に居ようが、英語は身につけられます。でもふと思うのは、逆だったらどうだったか…ということ。例えば、私の兄弟がアメリカへ留学していたら…さらに無口な人になって帰って来たかも…。コミュニケーションが苦手ですし、伝わらない段階で諦める可能性があるからです。私と違って、不平不満も言わないですし。アメリカでは文句言ってなんぼみたいなところがあります。申請が通らないとか、断られるとか、聞いてることと違うことを回答される、などなどよくあるのですが、それはおかしい!違う!と思ったら、英語が下手だろうがなんだろうが、ガンガン言うメンタルが必要です。いかに食い下がれるかが勝負(笑)うちの兄弟の苦手分野です。

 

では逆に私がアメリカに行っていなければ…たぶん今英語が話せている確率は限りなく0に近いブルーでしょう。ということは、0なの?ブルーなの?ではなくて、昔、村上龍さんの小説「限りなく透明に近いブルー」と共に、それは透明なのかブルーなのか論争ありましたね。文系はそれはブルーと言い、理系はそれは透明と言う。まさに、私と兄弟は典型的な文系と理系の答えに分かれました。いや、だからそうじゃなくて、私の若かりし頃は、行き当たりばったり、気分が乗ったらやる、要領の良さと力技で乗り切る、他人の助けを借りまくる、というやり方しかしてこなかった。どんなに仕事が忙しくても、友達と遊んで帰っても、毎日コツコツ英語の勉強を続けるなんて、ナイナイナイナイナイ!

 

なので、己をよく知り、自分に合う勉強方法を選びましょう、ということなのですが、私と兄弟の共通点に注目してください。それは、毎日英語にさらされている、という状態です。そして、実はそれだけが、英語が出来るようになるための唯一絶対条件です。この教材がいいだの、この教室がいいだの、この先生がいいだの、正直どうでもいいのです。(英語講師がこんなこと言っていいのだろうか…。)

 

で、毎日英語にさらされている状態をどう作るかの部分が、人によって違うだけです。自分で自分を律せる人は、英語の音声、文字、意味が分かるコンテンツを観て聞いて、それを真似していくのを、毎日のルーチンにするといいです。ラジオ講座、テレビ講座でもいいし、英語のドラマや好きな番組やYouTubeを観るでもいい、学習アプリを使うのでもいい。今の時代、無料や格安コンテンツが使いたい放題ですから。

 

そして、自分では難しい私のお仲間は、強制力があるものを利用しましょう。無料のモノよりお金をかけた方がいい。留学でも、英語教室でも、個人レッスンでも。毎日出来るプログラムがあるといいですね、例えばENGSpaceのように(笑)

 

そして、もちろん子どもがやる場合は、おうちの人がセットになります。おうちの人が管理できる場合は、自律(肩代わり)パターンでいいですし(「やりなさい」って言うだけは、ここに入りません。)、ちょっと大変に感じるならお金を払っちゃったほうがいいです。でもどういう方法にしろ、作るのは、お子さんが毎日英語にさらされている状態。これだけ。今もし英語を習っているなら、この状態が作れているか、すぐに確認しましょう。英語教育にかけているお金を無駄にしないためにも。

 

もう一点、書きたいことがあるのですが、とりあえず今日はここまで。