アメリカ英語では、くだけた会話において、強い強勢のある母音と弱い母音にはさまれた[t]の音がくずして発音されることがあります。
無声音の[t]がそれに対応する有声音である[d]に近い音になったり、[ラ行の子音] ([l]音でもなく[r]音でもなく、[日本語のラ行の子音]にかなり近い)のような音で発音されます。
better [ベタ~]→[ベダ~]→[ベラ~]
water [ウォータ~]→[ウォーダ~]→[ウォーラ~]
city [シティー]→[シディー]→[シリー]
latter [ラタ~]→[ラダ~]→[ララ~]
単語の語末が子音で終わっていて、その後に続く母音の語頭が母音で始まっていると、単語同士をくっつけて発音することが多いですが、そのような連結によって[t]の音が母音にはさまれた場合にも同様の音のくずれを生じます。
not at all [ノット アット オール]→[ノッタットー]→[ノラロー]