立夏、 DANDELION WINE:京今時オーキドーキ | アキートのブログ

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京都市中京(なかぎょう)区生まれ、現在北区在住で元大学教授のアメリカ文化研究家です。
アメリカの風俗・音楽・映画・料理などや
”京のまち”の 日常、今昔 について思いつくままに書いています。
どうぞお楽しみください。

 

5月5日は立夏。

 

温度もあがって夏の始まりを感じさせる一日でした。

 

加茂街道から加茂川の河原へ、アプローチを多少変えてはいますがお決まりの散歩コースです。

 

このスロープから入ると、如意ヶ岳の大文字が正面に現れます。

 

 

北大路橋から北に向かって、と南に向かっての眺めです。

 

 

対岸(東側)に渡って川下に向かって少し散歩したあと、

 

 

向きを変えて北に向かって歩き、北大路橋のアンダーパスを潜って上流側へ。

 

 

犬の散歩かなあと思ったのですが、動きが少し違う⁉

 

よく見ると”うさぎ”の散歩でした。

 

Wow!

 

 

土手に少し残っていたタンポポ (Dandelion)を観ていて、

 

夏と聞けばいつも思い出すのが Ray Bradbury 作 Dandelion Wine (『たんぽぽのお酒』)冒頭での、

 

主人公ダグラス少年の登場シーン:

 

  The sun began to rise.

  [Douglas] folded his arms and smiled a magician's smile. Yes, sir, he thought, everyone jumps, everyone runs when I yell. It'll be a fine season.

  He gave the town a last snap of his fingers.     

  Doors slammed open; people stepped out.

  Summer 1928 began. (8)

          

           --Ray Bradbury, Dandelion Wine (Panther Books, 1977)--

 

 

「ダグラスが魔法の笑みを浮かべて、”素晴らしい季節”と叫び、町に向かって指をパチンと鳴らすと、

 

人々がドアを開けて外へ飛び出し、飛んだり走ったりする。

 

1928年の夏はこんなふうに始まった」 (アキート意訳)のですが

 

 

今年の夏や如何に?

 

 

<蛇の足>

 

"yell"を ”叫ぶ”と訳しましたが、”ye"の発音がしにくいので和製英語では”エール”となってしまいます。

 

大学などの応援団がやる ”フレー、フレー”の「エール交換」はこれですね。

 

同じように Ivy Leagers の "Yale University" も ”エール大学”になってしまいます。

 

ついでに”フレー、フレー”の "Hooray" も英語です。

 

 

 

♪. . . Go out and try your luck, you might be Donald Duck

 

   Hooray for Hollywood.

                                  

                           --Nancy Sinatra, "Hoory for Hollywood"--

 

 

Thank you folks,

 

Take care.