”てっぽ和え” と”ライブのお誘い”:京今時オーキドーキ | アキートのブログ

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京都市中京(なかぎょう)区生まれ、現在北区在住で元大学教授のアメリカ文化研究家です。
アメリカの風俗・音楽・映画・料理などや
”京のまち”の 日常、今昔 について思いつくままに書いています。
どうぞお楽しみください。

 

こだわりの八百屋さんに、みずみずしい分葱(わけぎ)があったのでで、毎年定番の”てっぽ和え”を作りました。

 

 

(器:寄神宗美さん)

 

一般には”ぬた”、また”てっぱい”などと呼ばれていますが、うちでは小さい頃から”てっぽ和え”と呼んでいました。

 

京の惣菜研究家だった大村しげさんは、著書『京のおばんざい』(中央公論社、1980)の中で、分葱と赤貝、とり貝を辛子酢味噌で和えたものを、”てっぽうあえ”と紹介され、由来は分からないと書いてはります。

 

うちでは、貝類はあまり食べなかったので、お揚げを焼いて、分葱と和えていました。

 

分葱は年が明けて寒さがもっと厳しくなるころに出回るイメージですので、この時季食べると、”新春”の先取りみたいな”はんなり”した気分になりました。

 

 

作り方はいたって簡単:

 

分葱1束を湯がき、ざるに揚げ、かるく水気をとる。

(ものすご、かさが減ります)

 

お揚げ(南禅寺豆腐の「服部」がお薦め)半枚は軽く炙って、分葱と同じサイズの短冊切りにする。

 

本来は、白味噌と酢、さとう、練がらしを適量混ぜ合わせたものを使うのですが、今回はチューブ入り市販の”辛子酢味噌”でやってしまいました。

 

”お手軽卓上料理”ですので、「まあ、ええか」。

 

 

 

                   *

 

 

 

(チョットくたびれていますが、この T-shirt を着てまちを歩いていると、よく外国の人に "Oh, No Nukes" と指さされます。もちろん "nuke" は "nuclear" の短縮語ですね)

 

 

先日、旧知の友だち(中高の1年後輩)、

 

”京都が誇る、世界のシンガーソングライター”

 

豊田勇造さん (公式ウェブサイト:http://www.toyodayuzo.net/

 

から地元でのライブの案内状をいただきました。

 

 

この時季はタイで活動中と思っていたのに、思いがけずお誘いいただいて、行きたかったのですが、

 

ぼくの方が住所を変更して、旧住所からの転送に時間がかかり残念ながら、間に合いませんでした。

 

その後、メールのやり取りで、また会いましょうということになりましたので、何かの機会にご一緒できたらと期待しています。

 

 

                    *

 

 

豊田勇造さんといえば...

 

(1970年、ライブのパンフ表紙: 左端がアキートです。

山中越え、”花売り”でおなじみ”白川女”の里、

白川沿いの花畑で、レンズに panyhose で紗をかけて撮影)

 

(パンフ裏)

 

 

大学4回生の夏、いろんな人に手伝ってもらって、無謀にもすべてオリジナルの「ライブ・パーフォーマンス」を『京都教育会館ホール』で敢行しました。

 

豊田勇造さんには、この時、ゲスト・シンガーとして、

快く”友情出演”していただいたのを思い出します。

 

 

 

♪ さあもういっぺん さあもういっぺん

     

  火の消える前に...       <豊田勇造 「大文字」より>

 

 

 

”さもういっぺん” やりたいですね!

 

Let's Do It Again!