”ショーロ”(Choro)と ”しょうろ”(松露):京今時オーキドーキ | アキートのブログ

アキートのブログ

京都市中京(なかぎょう)区生まれ、現在北区在住で元大学教授のアメリカ文化研究家です。
アメリカの風俗・音楽・映画・料理などや
”京のまち”の 日常、今昔 について思いつくままに書いています。
どうぞお楽しみください。

 

今年も、『京都御所 宮廷文化の紹介』と銘打って、紫宸殿など御所の内部の一般公開が昨日から始まりました。

 

 

ということで、いつもの烏丸通、出水口は臨時駐車場の入り口になっていました。

 

8日まで、”ざわざわ”とした期間が続きます。

 

 

 

 

出水の小川沿いの御衣黄、黄緑色の可憐な花をつけ始めました。

 

 

 

                     *

 

 

ところで、前回の「FM京都三条ラジオカフェ」の番組、”Yu's Time♪~ゆうズミュージックカフェ”の放送、(タイトル:「風と奏でる」)で、ゲストさんが紹介された曲の中に、特に気になった曲がありました。

 

 

アメリカン・ポップ・カルチャー、特にフォーク・ミュージックを研究していることもあって、ほかの地域のフォーク・ミュージックのことも気にかかります。

 

それは、お友達のブラジル在住フルーティストと、そのバンドが演奏されている"Remexendo" (「ヘメジェンド」) という曲で、ブラジル音楽の”ショーロ (choro)”というジャンルに入っているとのお話でした。

 

 

手持ちの、ラテン音楽案内書、 武村淳著、『ラテン音楽パラダイス』(講談社+α文庫、2003)で調べてみると、「ショーロとはブラジル特有の器楽音楽で、その発生は19世紀後半とされている...(177)」と説明されていました。

 

 

(Naomi Kumamoto Choro Quintet, CHORO, SAMBA, GAFIEIRA! 2016.

 CD Jacket)

 

 

この曲もいいけど、CDも出ているようなので、他の曲も聴いてみたいなあ、と思っていたところ、なんと、そのゲストさんご本人から、CDをいただいてしまいました。

 

早速、パソコンに落とし込み、聴いてみましたが、深夜にもかかわらず思わず体が動き出すほど、”ゴキゲン”(チョット表現が古い?)で”おシャレ”な演奏で、何度も聴きかえしました。

 

もう少し聴き込んで、ショーロについても、また、お話しできたらと思います。

 

 

                    *

 

 

不覚にも、この音楽ジャンルを知らなかったので、最初”ショーロ”と聞いた時、ぼくの頭に浮かんだのは、お茶菓子などに使われるちっちゃな丸い和菓子”松露(しょうろ)”でした。

 

 

 

 

小山園 西洞院店の”宇治茶松露”(抹茶、ほうじ茶風味)が気に入っていて、時々お使い物などに使うのですが、このお菓子の発祥は、実は近所の和菓子屋さんだったことも、Netで見て、今回初めて知りました。

 

”灯台下暗し”

 

単なる言葉の語呂合わせですが、これも何かの縁と、さっそく散歩のついでに買ってきました。

 

レギュラー松露+梅と栗の詰め合わせです(松露は”キノコ”の意味だそうです)。

 

 

What a coincidence!