またまたご無沙汰しております。遅ればせながら、雑誌掲載のお知らせです。先月末のインテリア雑誌「ボンシック」に数ページに渡り、東京でのアフターヌーンテイークラスのサロンの様子やインテリアを掲載して頂きました。思い返してみると、日本に数年間住めて本当にラッキーでしたし、その間に主婦の友社の「ボンシック」に何度もサロンのインテリアを掲載して頂き、素晴らしい思い出となりました。

アフターヌーンテイーの空間は特別感が必要です。イギリス人のお宅は絵の無い家は見当たらないと言っても過言ではありません。東京のサロンも日本画家TOMOMIさんのお花シリーズの絵をふんだんにデイスプレーして、特別素敵なエネルギーを生み出している気が致します。当初は和モダンがテーマでしたのに、いつのまにかフレンチジャパンモダンに変化して行ったのが面白いです。絵は空間に深みや知性を与える絶対必要なインテリア要素。ヨーロッパの家にも合う日本画の存在感が、インテリアにもかなり影響しているようです。ロンドンの家も少しずつ日本画をデイスプレーして、好みの空間を作る予定です。

そう言えば、ニュージーランドに4年間在住後に再びロンドン生活になりました。しかも、お家も以前のナイツブリッジの家よりも少し小さめなケンジントンのお家にお引越し予定です。ナイツブリッジはリッチなアラビア人だらけで、あまりイギリス人やヨーロッパ人も以前よりずっと少なくなってしまいました。カフェなどは特にアラブ人に占領されてしまい、ここはドバイかアブダビかしらと錯覚に陥る程です。このような状況下でイギリス人が多い住宅街に移ろうということになったのです。ボンシックさんとの出会いや歳を重ねていく事により、インテリアの好みも以前よりも少し洗練されている気がします。また落ち着いた頃、ケンジントンの新居のお披露目も致しますのでしばらくお待ち下さいますように!