彼はサウジアラビアからの学生さんです。
「僕は学科を変えようと思う…
」そんな話から始まりました。
なんで？と聞いたら、
どうも勉強がつまらない様子です。
私は思うのですが、自分がどういう仕事に就きたいか、
どう言う未来を思い描くのか。
これは社会に実際出てみないと分からない…。
そう思うのですよね。
私の知り合いの台湾人の女の子。
彼女は、大学を休学して１年、ワーキングホリデーでオーストラリアへ来ました。
海外さえ初めてという彼女。
私は彼女に沢山のアドバイスをしました。
まず、語学学校に行くなって
語学学校に行くと、外人の知り合いばかりが増えてしまう。
現地の人の話す英語と、外人同士で話す英語は違うと思っていたからです。
（ボキャブラリーや言い回しが相当違うと思います。）
そしてお金もかかりますし。
そして、働く先は必ず、現地の人が来るローカルのカフェやレストラン。
中華料理店で働く事はやめた方が良いといいました。
給料が倍も違いますしね。（そうなんですよ）
彼女は幸いにも台湾でバリスタをやっていたので、
ローカルのカフェとレストランでみっちり１０ヶ月。
完全な英語環境で過ごしました。
再会した時、台湾ではほとんど英語が出来なかった彼女は、
私よりも自信を持ってしっかり英語が話せるようになっていました。
もちろん、彼女はとても頭のいい人で、吸収が早いのもあったと思います。
それ以上に、彼女は人の意見を良く聞く人で、目上の人の意見を立てる方なんです。
（私なんて真逆ですけれども、、こおいう人が苦労するんです、、ハイ）
彼女は台湾に戻っても、hospitalityの仕事がしたいと、ホテルのバーに仕事を見つけました。
そんな彼女の言っている大学は、地元でも難しいと有名の国立大学です。
彼女が自分の学歴をどう活かせるのかは分かりません。
でも、カフェやレストランで働く彼女は生き生きとしていて、
彼女のしたい仕事はここにあるのだなと思います。
社会に出るのはフルタイムの社員だけじゃなくても、
バイトでもこうして自分の歩く道を積み上げている方も居ます。
私なんてあんまりバイトもしなかったので、
社会に出てから、自分が将来に付いて何も考えず生きてたと気づきました。
社会での仕事の経験って、本当に大事だなあと思いましたね。
さてはて、サウジアラビアの彼には、一体どんな道があるのでしょうか。
色んな人にあって、色んな経験をして欲しい。
その思いから、来週アボリジニ会のお誘いをしてみました。
大学の留学生は、ある意味ローカルから隔離されていて、
なかなかネットワークが作りにくいかなと思いました。
ローカルの人とも話して欲しい。
その中から、自分がやるべき道が見つかればいいなと思います。
機会があるごとに色々ネットワーク作りについて
教える事があればと思います。
せっかくここまで来たのだから、
本国と違う経験を沢山して欲しいです。
留学興味有る方、特に若い方には新しい世界に飛び込んで来て欲しいです。
なにか出来る事がありましたら、お気軽にメッセ下さい。
出来るだけ情報調べて頑張りますので。
みんな、ガンバれ！