訛り英語対策について知っておくべきこと
なまりのある英語を聞き取れなくて
困ったことはありませんか?
今日はリスニングの大切さと
聞き取りの訓練方法について書きます。
ただ、今日の内容は少し、リスニング上級者向け、
初心者の方はサラッと読んでくださって結構です。
通訳をしていてわかりましたが
なまった英語に出会うのは、いまや普通。
逆に
きれいな発音のスピーカーにあたるのは
“まれ”です。
標準的なアメリカ英語や
イギリス英語を話す人より、
実は
なまりのある英語に当たる機会の方が
多いです。
きれいな発音の英語だけを英語だと
思っていると手痛い目にあいます。
これは統計でも裏付けられています。
世界の人口の4分の一は英語を話します。
でも、そのうちノンネイティブで英語を話す人が約78%(13.6億人)。
つまり、訛りのある英語を聞き取れないと
十分には英語を使いこなせないのです。
聞き取りの訓練方法
まずは訛りのパターンを理解し、
くり返し聞いて慣れるにつきます。
【手順】
①Youtubeなどで慣れたいと思うなまりの英語素材を探す。
「〇〇 英語訛り」のようなキーワードで
検索する。
するとなまりを分析したサイトが出てきます。
例)「シンガポール 英語訛り」
②聞いてみてどこが聞き取れないのかチェック
③そこを自分の耳に聞こえたとおりカタカナにしてみる。
④どのなまりのパターンがその部分にあてはまるのか?を考える。
⑤もう一度、聞いてみる。
⑥なまりのパターンが音として耳に慣れるまで聞き続ける。
1週間ほど同じ素材を聞くのがオススメ。
なまりにはある程度パターンがあります。
ある程度パターンを
理解してからのほうが
やみくもに聞くより、効率がいいです。